ホンダ「レブル1100」は以前から出ると噂があったアフリカツインのエンジンを積んだレブル。なんとエンジンはクラッチ操作不要のオートマ「DCT」と「MT」の2タイプ出る。レブル1100は大型バイクらしくフロントブレーキやリヤサスもグレードアップしています。レブル1100はアメリカやヨーロッパで発表があった写真や動画でスペック、そしてカスタムパーツを見ていきましょう。
本当にでるとは。ZX25Rの時もそうでしたが、スクープって信憑性あるんだと感心する今日この頃です。ヤングマシンさん凄過ぎです。
目次
カナダ ホンダで実車動画を最速公開中!
12/18に日本販売価格・発売日発表!コスパ最強!
MTタイプ 発売日:2021年5月13日(木)
1,100,000円(税込)
DCTタイプ 発売日:2021年3月11日(木)
1,210,000円(税込)
MTとDCTは同時発売ではなく、DCTの方が2ヶ月も早く発売が開始されます。
MTで110万円は安く感じる人は多いでしょう。
CB400スーパーボルドールは104万円します。それに比べて4種類のライディングモードなど電子制御もりもりでさらに大型排気量、そんな装備満載でこの価格帯はかなりバーゲンプライスでしょう。
エンジンをアフリカツインと共通とすることでコストを下げたのかもしれません。
比較!アメリカ・ヨーロッパ価格
MTタイプ
9,299ドル 1ドル105円だと約98万円
10,499ユーロ 1ユーロ124円だと約130万円。
DCTタイプ
9,999ドル 1ドル105円だと約105万円
11,499ユーロ 1ユーロ124円だと約143万円弱。
アメリカでは100万円を切る価格設定です。とても戦略的な値段設定と言えます。
このことからハーレーよりも安くなければ売れないという事情が伺えます。
車重
223kg
軽量さが売りであったのがレブルシリーズですが、1100ccの大型エンジンを積むとバイクでも重い部類に入ります。
デザイン
レブル1100の外観はレブル250のようにエンジン周りのスカスカ感がないので、一見レブル500のように見えます。
正直なところ、マフラーが250や500と同じデザインなので大きな変化が見えないのかもしれません。2本出しにしたり、ストレートにしたりすればもっと高級感が出たはず。このマフラーはレブル250のイメージがあるので少し安っぽい感じがします。
写真だけだとあまり1100ccの迫力が伝わっていませんね。
シート高・足つき
シート高は700mm。かなり足つきは良いでしょう。
ちなみにレブル250はシート高690mmなので10mmアップ。ほぼ変わりません。
エンジンスペック
SOHC 水冷4ストローク 8バルブ パラレルツイン 270°クランク ユーロ5対応
- 排気量 1,084cc
- 最大出力 64kWを7,000回転で発生
- 最大トルク 98N・mを4,750回転で発生
- 燃費 20.4km/L
DCT仕様もあり
クラッチ操作が不要なのでオートマ感覚で乗れる「DCTエンジン」も選べます。
流行りのクイックシフターとは違い、発進停止時にもクラッチ操作が不要です。
スクータータイプのような無段階変速とは違い、6速ミッションを持ちながら、コンピュータが自動で適切なギアに変速してくれる装置ですので、変速ショックがありマニュアルバイクに乗っている感じがします。
DCT仕様はおそらくクラッチレバーの場所が「パーキングブレーキレバー」になるはずです。
フル液晶メーター
2020年新型レブルのメーターに「シフトインジケーター」がついて話題になりましたが、さらに情報量が多い多機能メーターになりました。
まず回転数を示す「タコメーター」がつきました。7800〜7900回転あたりでレッドゾーンになりそうです。
温度計や走行モード表示も付いているようです。
さらに、ロングツーリングに最適なクルーズコントロールも搭載のようです。
LEDヘッドライト
2020年モデルのレブル250、レブル500と同じようなLEDヘッドライトを搭載です。
クルーザーらしからぬ足回り!
フロントブレーキはモノブロックキャリパー!
レブル1100では足回りが大きく進化しました。
ハーレーを含めクルーザー系のバイクのフロントブレーキは片押し2ポッドキャリパーのブレーキが多い中、レブル1100は超豪華。
シングルディスクローターながら、ラジアルマウントされたモノブロック4ピストンキャリパーを装備。もちろん前後ABS。
ホイールはアルミホイールを採用し軽量化しています。
リヤはツインショック
リヤサスペンションはリザーバータンク付きでプリロード調整機構も付いたいいやつを装備。
シート下にUSBとラゲッジスペース
レブル1100のシート下には「3Lのラゲッジスペース」と「USB type-Cの充電口」があるとのことです。
シート下のスペースは「ETCがやっと」というバイクがほとんどの中、ある程度の空間があるバイクは貴重です。3Lとはどれぐらい物が入るのかぜひ見てみたいです。
タンデムシートは簡単に取り外し可能で、かっこいいシングルシート仕様にもすぐにできます。
純正カスタムパーツでツアラーへ変身
純正でカスタムパーツも充実しています。レブル250 Sエディションのようなビキニカウルと茶色いシートもオプション設定があります。
ビキニカウルをつければ、完全に私が欲しくても高すぎて買えない「ハーレー ローライダーS」になれますね。
ハーレーのストリートグライドのような「ヤッコカウル」が好みならこちらがおすすめです。よりハーレーに寄せてきてます。いいんですかねこれで。
いつかはハーレーという憧れがバレてしまいますね。
日本ではいつ出るのか?
レブル1100はまだ日本では正式発表になっていませんが、当然出るでしょう。
アメリカン、クルーザーという分野では、どのメーカーもハーレーを超えられないようで、あまたあった国産アメリカンはその姿をほぼ消しています。
ハーレーは「ハーレー」というジャンル。
ハーレーが欲しい人はアメリカンが欲しいのではなく「ハーレー」に乗りたい。レブルをハーレーのライバルとするのは適切ではありません。
空冷。そしてあの鼓動感。スマートな日本メーカーのバイクでは味わえません。
レブルにはまだストーリーがありません。
一方、レブル250は日本一売れたバイク。
その「低いシート高」と「車重の軽さ」で人気を博しましたが、1100になって車重が223kgと大幅アップなのが気になります。
レブルシリーズの成功で「レブルに乗りたい!」というユーザーの大型へのステップアップをどう獲得していくか楽しみです。
皆さんのバイク選びの参考にして頂けたら幸いです。
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