各部を見てきましたが、今回はND ロードスターを3時間試乗した感想をお伝えします。まず「乗りやすい!」というのが第一印象です。ロードスターのアクセルとブレーキは感触がよく、乗った瞬間コントロールの良さが目立ちました。買って後悔はないでしょう!今回は良い点とちょっと無理矢理辛口で悪い点をレビューしていきましょう。
目次
オリジナル動画解説!
Youtubeもやってますのでぜひチャンネル登録お願いします!
良い点① まるで乗ったことがあるかような親しみ感
前回のトヨタ86後期に試乗した時とは対照的に、アクセルとブレーキの素直さに驚きました。
踏んだら踏んだだけ加速する運転手に優しいコントロール感です。
そしてブレーキも変な遊びもなく踏んだら踏んだだけ効いてくれるコントロール感でした。
自分のフィーリングと合うというのが感想です。1500ccエンジンのパワー感も適切で踏み込んでも怖くない加速感で走る喜びを感じさせてくれました。
加速感とともに「音」も良いので、とても爽快感のある走りができます!
良い点② 片手でルーフの開閉ができる
片手でルーフが開閉できるほど簡素化されたルーフ構造と軽量性には驚かされました。
実際に乗る前は今時のスポーツカーでは珍しい電動ではないルーフにあまり良い印象はありませんでした。
ルーフを開閉する作業は立ち上がって腕をプルプルさせて汗だくになりながらするイメージがあったのです。重くて一人では開閉が困難だろうと思っていました。
しかし、実際は座ったままできます。Youtube動画でも実際に片手で開け閉めして解説してますので是非ご覧ください。
良い点③ オープンにしても風の巻き込みは少ない
オープンカーの懸念点といえば運転席に入ってくる風の強さではないでしょうか。ほぼバイクで風を前面に受けて疲れる印象です。髪の毛がぐっしゃぐっしゃになりながらオープンカーに乗ってる映像を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかしロードスターは前からの風はほぼ顔面に受けない印象でした。帽子をかぶりながら乗りましたが帽子が持っていかれそうな場面は皆無で、不快な風は勝手してくれます。
率先してオープンにしたくなりました。
良い点④ クローズ時の車内は比較的静か
ルーフはソフトトップ、幌なので一見遮音性はあまり無いような印象ですが、ちゃんと室内空間にいる感じがするくらいの遮音性はありました。
もちろんハードトップとは比べられないとは思いますが、ホンダS660よりも静かな感じはしました。
悪い点① ルーフクローズ時に斜め後ろの死角の視界が悪い
ソフトトップの場合は斜め後ろは窓が無く、黒い壁となります。
車線変更時は斜め後ろのミラーの死角が恐いので必ず目視をするようにしてるのですが、全く見えません。
車線変更するときは窓を開けて目視するようにしましょう。
悪い点② 車内空間が狭い
車内空間は狭いです。シートの後ろにはスペースがないので、二人乗ってしまったら荷物は他に載せられません。
しかし、トランクは広いので旅行は問題ないでしょう。
悪いところが見つからない!
車体は軽量、コンパクトで小回りも効いて、コーナリング性能などの走行性能も申し分ありません。
乗っていて悪い点を2つ挙げましたが、そのくらいです。悪い点を見つける方が難しいスポーツカーでした。
いい意味でオープンカーのイメージを刷新してくれる車でした。
乗ったら「これ欲しい!」とつい言ってしまうほどの完成度です。
是非みなさんも試乗してみてください!