トライアンフから2021年モデルの「スピードトリプル 1200 RS」が発表されました。排気量アップによる性能向上ではありますが、前のモデルを電子制御等で大幅に凌駕し、さらに10kgの軽量化を果たしています。しかし、よく見るとデザインに違和感がありませんか?
そうですフライスクリーンがなく、メーターがむき出しの状態なのです。
新スピードトリプル1200RSのスペック評価は他の方に任せて、今回はここを突っ込んでいきましょう。
目次
一応スペックの特徴載せときます
- 排気量が1050ccから1160ccにアップして出力がアップ
- 6軸IMUが搭載されコーナリングABS等の電子制御充実
- メーターが大きくなりスマホやGoProと連動
- クイックシフターが標準装備(前モデルはオプション)
- クイックシフターがアップダウンに対応(前モデルはアップのみ)
- クルーズコントロール搭載
- 前モデル比較10kgの軽量化
- シート高は830mm!
価格!
1,999,000円で200万円切ってきました!
ちなみに前モデルは1,948,500円です。
クイックシフターも標準になり、電子制御がもりもりになり、5万円アップ。
この価格はお買い得でしょう!
無いものを検証
この「スピードトリプル1200RS」の顔立ちをみてトライアンフファンなら何か足りなくね?となるはずです。
LEDライトの鋭い目は新しくなった「ストリートトリプル」と似ていますが、何か違う。
比べてみると、
そうです。ライトの上についているカバー。「フライスクリーン」と呼ばれるメーターバイザーがありません。
さらに前作スピードトリプルRSと比べると、
前モデルのスピードトリプルには付いていました。
トリプル系はこのメーターバイザーが結構な味を出していましたね。
2020年頃からライト低めデザインが流行り
2020年頃からネイキッド系バイクデザインの流行りが変化してきています。
今まではライトやメーターの位置が、ハンドルの高さに近い見やすい位置にありました。
今回のスピードトリプル1200はどうなったかというと、フライスクリーンを取り除くことで、ライトやメーターの位置が気持ち下がったデザインになっています。
横から見たときの「ライト先端からタンクへのラインが直線になる」ようにデザインされています。
他メーカーは?
上の2台がライバルでしょうか。フロントライトからタンクの盛り上がりまでのラインが直線になっていますね。
1200RSにフライスクリーンを取り付けると
フライスクリーンを付けると見慣れた「ストリートトリプル」みたいな感じになりますね。
有無を比較すると、、、無い方が未来感があるかな。
ちなみにこのフライスクリーンの防風効果は無いに等しいらしいので完全に好みですね。
フライスクリーンの値段は?
42,130円!
高え!
ちなみにさらに防風効果を高めるオプション、さらに上に取り付けるウインドスクリーンはこちら!
21,670円!
このオプションを取り付けるにはフライスクリーンが必要なので、このバイザーを取り付けるには63,800円かかることになります。
ちなみにこのバイザー、防風効果は取り付けてもそこまで変わらないという噂です。ないよりはましらしいぐらい。スタイリングオプションです。
ストリートトリプルRSと迷うか
こんなに充実装備でハイスペック。
しかし実際に購入した後、こんなにハイスペックいるのかというジレンマがジワジワと湧いてきそうな予感がします。
回すと法定速度を一瞬で超える。。。
ストリートトリプルRSなら765ccで扱いやすい排気量です。
実車は大きくて、所有欲を満たしてくれるかもしれませんが、デザイン的にはストトリRSとコンセプトは変わりません。
前モデルでは標準で「ARROW管 シート下2本出しマフラー」でした。あのカッコ良かったマフラーが普通になってしまったのも残念ポイントです。
個人的にはストトリのショートマフラーも捨て難いところ。
話を戻すと、デザイン上「フライスクリーン」の有無は非常に大きな問題。
バイクは見た目が一番なのです。
皆さんの参考になれば嬉しいです。
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