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【95馬力】デイトナ 660発表!なんと108万5千円から!スペック・価格・シート高

トライアンフからデイトナ660が発表されました。3気筒のスーパースポーツバイクです。

デイトナ675が発売終了してから、数年前にデイトナ765が限定で出ていましたが、660で復活を遂げました。以前より660ccエンジンを搭載したネイキッドスタイルのトライデントは発売しており、中間排気量が盛り上がっているトライアンフで同じ排気量のエンジンを積んだフルカウルのスポーツバイクとして登場です。

NEW Triumph Daytona 660 | Features and Benefits

今回はその新型デイトナ660の詳細を見ていきましょう。

カラーと価格

価格は1,085,000円です。

なんと100万円ちょいの戦略的な価格。この価格帯は2気筒スーパースポーツも多い中、3気筒でこの価格は非常にお買い得なのではないでしょうか。

デイトナ660のカラーは3色展開で、カラーによってはオプション価格となります。

SNOWDONIA WHITE / SAPPHIRE BLACK

ホワイト/ブラックがスタンダードカラーとなります。

SATIN GRANITE / SATIN JET BLACK

マットブラックというか、マットグレー、マットガンメタのようなカラーです。

オプションカラーとなり、プラス13,000円となります。

CARNIVAL RED / SAPPHIRE BLACK

3色目はレッドです。

こちらもオプションカラーとなり、プラス13,000円となります。

エンジンスペック

  • エンジン形式:水冷並列3気筒DOHC12バルブ、240度点火タイミング
  • 排気量:660cc
  • 圧縮比:12.05
  • 最高出力:95馬力(11,250回転)
  • 最大トルク:69N・m(8,250回転)
  • トランスミッション:6速ギヤボックス(スリップアシストクラッチ)

660ccで最大馬力が95馬力とかなりのハイパワーを叩き出しています。

ニンジャ650は68馬力(8,000回転)、ヤマハR7が73馬力(8,750回転)というように、同クラスの2気筒よりもかなり高回転でハイパワーです。

4気筒のCBR650Rで95馬力(12,000回転)ですので、4気筒よりも低回転で、同じ馬力を出します。

圧縮比が高いことも注目です。ちなみにCBR650Rの圧縮比は11.6です。

電子制御

660ccミドルクラスでも、最新の電子制御を搭載しているのもデイトナ660の魅力です。

電子制御スロットル、スロットルバイワイヤ搭載でスポーツ、ロード、レインの3種類の走行モードを搭載しています。

トラクションコントロールも搭載し、トラコンオフも可能です。

新型タイガーにも搭載されている最新のセーフティー機能として、緊急減速警告機能が備えられていますので、急ブレーキをかけるとハザードランプが自動で点滅し、周囲に危険を知らせます。

メーターはトライデントやタイガースポーツ660と同じ液晶メーターを採用。全面液晶モニターではない廉価版液晶メーターですが、カラーディスプレイも搭載している必要十分なメーターです。

発表間も無くなので情報がないのか、「クイックシフター」の情報がまだ日本ではありません。(写真はありますが)

トライデントでもオプションで設定があるので、いずれ出てくるでしょう。ちなみに公式動画にはトライアンフシフトアシストの記載がありました。アップダウン対応とのことです。

シート高

シート高は現代のスポーツバイクらしい810mmです。日本人には高めではあります。

ガチスポーツバイクのようなCBR600RR(820mm)やR7(835mm)、ZX-6R(830mm)のような高いシート高ではありません。

兄弟者のトライデント660のシート高は805mmですので、5mmほど高くなっていますね。

日本人体系でぎりぎり乗れる感じですかね。私は820mmのタイガー900GTアラゴンに乗っていますが、厚底ブーツでぎりぎりです。

サスペンションはショーワだが、ブレーキはノーブランド

デイトナ660は価格が安いと言っても、その足回りに抜かりはありません。

ショーワ製41mm倒立ビッグピストンフロントフォークとショーワ製リアサスペンションユニットを搭載して、足回りはブランド品で固めて走行性能を保証しています。

一方でブレーキに関しては、トライアンフでありがちなニッシン製ではありません。兄弟者のトライデントはニッシン製の片押し2ポッドキャリパーでしたが、デイトナ660はブランド不明のラジアルマウントの4ポッドキャリパーと搭載しています。

ハーレーから最近出たX350、X500もコストダウンのためにブランド不明のブレーキキャリパーを搭載していましたが、トライアンフもこの手法で確実にコストダウンを図っていると考えられます。

ダブルディスクのラジアルマウント4ポッドキャリパーですから、ニッシンの片押し2ポッドよりも強力なはずですね。

考えられるのは、レースとかされる片、高性能を求める方はカスタムで各々ブレンボとかに変更してくださいというメッセージでしょう。高性能な車両を安く提供するのであとはカスタムでおぎなってくださいということでしょうね。

皆さんの参考になれば幸いです。

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