ドグマに乗ったからといって、それだけで速くなるわけではない。
これが全てであろう。
つまりは人間次第。弱ければただ疲れるだけだ。
フレームの剛性感
「トレックのマドン6.5 2011年モデル」と比べると優しさは感じた。
マドンはとにかく硬く感じた。一踏み一踏み足にダメージが加わるようであった。
ドグマはどうだろうか。その硬さをあまり感じない。極端ではないのだ。
確かにトップチューブ、ダウンチューブの硬さは感じる。しなりは感じられない。
しかし、固定式のローラー台に乗るとよくわかるのだが、シートステーとチェーンステーにしなりを感じる。これが硬すぎないマイルドな乗り心地を実現していると考えられる。
軽いギヤをくるくる回すだけでグイグイ前へ進む感覚はとても面白い。
エアロ効果は?
エアロバイクなので一応空力に関して体験を語ると、時速40kmを超えたくらいにONDAフォークに何やら異変が起こる。
ゴーッと風を切っている感覚を感じる。ハンドリングが安定するのだ。風を受ける翼のようである。これが一番の感動であった。
唯一の弱点は横風に少し弱いことくらいではないだろうか。
慣れれば問題ないが、ファーストライド時に横風に煽られる感覚があった。エアロバイクなので、マドンよりも横の面積が少し大きいことが原因であろう。すぐ慣れるが。
とにかく乗りたくなるバイクである。
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