
速く走るために作られた自転車には「前かご」をつける設計はそもそもされていないが、カゴを取り付ける方法がある。ハンドルバーに取り付けるタイプだ。
時に乗り換えや趣味の落ち着きによって、ロードバイクは第一線から退く。お金もかけたし、愛着もある。手放したく無い。
そう考える方におすすめなのがロードバイクに「前かご」をつけて積載能力を持たせ、さらにペダルや、ステム交換による「乗りやすさと使いやすさアップ」だ。
普段使いを目指す。
目次
懸念点:前かごは金属の骨組みがなくても大丈夫か

普通、いわゆるママチャリのカゴは金属製の台座の上に取り付ける。フレームにねじ止めされ強度を保っているイメージだ。自転車本体の前輪フォークにもねじ止めできる穴が空いていたりして、それ専用の加工がされているものだが、そこは現代の力、新たな方法がある。
↓今回紹介する商品はこちら
RIXEN&KAUL(リクセン&カウル) フロントアタッチメント(KF830)という革新

固定方法を説明しよう。
ハンドルバーに、アタッチメント(台座)を他のアクセサリーのように取り付け、アタッチメントにカゴを引っ掛けるようにして固定する。
利点は耐荷重とカゴのレパートリー
驚くべき耐荷重7kg!
金属の足場なくても耐荷重が7kgもある。かなり強力だ。
米5kg袋をカゴに入れても大丈夫!
カゴのレパートリーが豊富
デザイン性の高い金属製や布製のカゴ、さらにペットを入れることができる「ドギー」タイプもある。
カゴの脱着が可能でそのまま買い物も!
通常ねじ止めで固定するカゴは脱着ができないが、このリクセン&カウルの商品はボタンひとつで自転車から外すことができる。
カゴのデザイン性が高いので、エコバックとしてそのままスーパーなどのお店に入って買い物ができる。
RIXEN&KAUL(リクセン&カウル) ショッパーアリンゴ ブラック KF836がおしゃれ

自転車の前かご感がしないというのが購入の決め手だ!
白いスティッチも入ってかなりおしゃれ。外してスーパーの中に入っても違和感が無いのが最高!
ショッパーアリンゴ KF836開封!


パッケージは箱ではなく商品そのままに商品説明の紙が巻いてあるだけ。カラーバリエーションも多い。
ぺしゃんこ!

この商品は「カゴ」だが、立体的な形を保つことができない。
「底がしっかりとしたトートバッグ」のような感じだ。
持っていないと「ぺしゃんこ」だ。コンパクトになるので、家でも邪魔にならない。

自転車本体のアタッチメントとドッキングする金具はこんな感じ。金具は太く強度がありそうだ。

上に持ち上げるとその姿を現す。
巾着蓋で荷物飛び出し防止!

布製の本体部分より上に「ビニール製」の袋状の部分が現れる。

巾着袋のようにひもで縛れるようになっているので、買い物容量が多かったり、背の高いものを買ったりしても飛び出し防止の役割を果たしてくれる。
超機能的アイテムだ。
フロントアタッチメント(キー付)KF830開封!

今回は長時間駐輪や、カゴの脱着も想定し、「鍵付きのタイプ」を購入!
「鍵なしタイプ」もあるが、その場合は簡単にカゴを外して持って行かれる可能性があるので、盗難防止のため鍵ありタイプを選択した。

セット内容
- フロントアタッチメント (キー付) KF830本体
- ネジ
- ハンドルバークランプ(25.4mm径)
- 盗難防止用ひも
- 鍵2本
- 取扱説明書
ロードバイク用ハンドルバーには別売りオプションKF807(31.8mm径)が必要!
RIXEN&KAUL(リクセン&カウル) ハンドルバークランプ (31.8mm) KF807

競技用ロードバイクは通常の自転車よりも太いハンドルバーがついていることがある。もちろん強度を持たせるためだ。
上の写真、左が付属の25.4mm 、右が別売りの31.8mm径。太さがかなり違うのがわかるであろう。

ハンドルバーが太いと思ったら400円ちょいなのでこちらも購入しよう!
↓ご購入はこちらから!
フロントアタッチメント (キー付) KF830本体の構造を見る!

赤い部分が脱着用のボタンだ。ここを押し込むことでカゴが外れる。
この商品は鍵付きなので、鍵をかけておけばカゴを盗まれる心配が無い

手前の4個の穴にハンドルバークランプを差し込むことで固定する。

こちらは正面、4つの穴にネジをねじ込むことで固定する。

ネジは2種類。
黒い長いネジはハンドルクランプの固定用。
短い方は盗難防止用のひもを固定するための金具(ナットとネジ)だ。
盗難防止ひもの取り付け方

ナットを穴に入れ上からひもを入れる。


正面からネジを入れてネジを回せば完成!

イメトレは完成!
実際に自転車に取り付けてみよう!
まずハンドルバークランプを差し込む!

アタッチメントをはめ込み位置と角度の調整

盗難防止用のひもは片方をゆるく締めておき、片方は外しておくのがコツ!
アタッチメントをはめたら、ステムにひもをくぐらせて、反対側のネジを止める。
最後にハンドルバークランプのネジ4箇所をしっかり止めよう!
カゴは上の「角」に掛けてから下を押し込む!

カゴ金具は「T」の字になっている。

「T」の上部を、アタッチメント盛り上がっている「つの」にまず引っ掛ける。

その後下部を押し込めば「カチッ」と音がして固定される。
完成!

このデザインで耐荷重7kgはすごい

みなさんの中には乗らなくなったロードバイクを持っている人も多いはず。
前かごを取り付けるのはロードバイク、クロスバイクには無理。もしくはフレームに穴を開けるなどの大規模工事を想像してた方には、このハンドルバーに取り付けられるカゴは意外にも簡単だと思えたはずだ。
愛車の第二の人生として、ママチャリとしてちょっとスーパーまで買い物に出かけてみてはいかがであろうか。
多分、そのママチャリと段違いのスピード感、軽量さにびっくりするはず!
是非お試しあれ!