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【ヘルメット内快適】KASK ELEMENTO着用走行レビュー!

KASKの最新フラッグシップモデル「ELEMENTO」を購入し、着用して早速走ってきました。

2023年の8月上旬。夕方4時過ぎ。昼間よりは気温が落ち着きつつ、西日が暑い時間帯です。気温は33度ほどはあるでしょうか。そんな暑い夏に、快適さが売りの究極のフラッグシップヘルメットKASK ELEMENTOを被って走ってきましたので、その率直なレビューをお届けします。

このヘルメットの外観や、前作PROTONEとの性能比較は前の記事を見ていただき、このページでは実際に使った印象をお話しします。

サイズ感は普通!サングラスと合わせるとキノコ感は感じない

私は身長168cmで痩せ型ですが、Mサイズでちょうど良いです。

被ったら頭が当然余りますが、アジャストシステムが優秀ですので、後頭部のダイヤルをカチカチっとラチェットで締めれば、ピッタリフィットします。

普通のヘルメットは顎紐でなんとか頭に押さえつける方法を取りますが、、、

このKASKのアジャストシステム「OCTO FIT PLUS」があるモデルは、大体の頭のサイズが合っていれば、あとはアジャストシステムで調整することで、自分の頭にヘルメットが合わせてくれますからサイズの失敗はあまり無いかもしれません。

また、帽体はそこまで膨張感がなく、大きめのサングラスと合わせるとカッコ良く見えます。

重量増だが重さは感じない

前の記事で271.8グラムあることはお伝えしました。公式重量が260グラムのところ、個体差なのか10グラムも重いヘルメットを引き当てた私。なんとツイていないと思っていました。

ですが実際に被って走ってみると、ずっしりとは重さは感じませんでした。ラチェットで頭にフィットさせていることもありますが、頭と一体になっている感覚です。

インナーパッドがヘルメットの重みを分散か

重さを感じさせない秘密に、このインナーパッドがあると思います。

ヘルメットと聞くと、頭全体を包み込むようにかぶるイメージありますが、このELEMENTOは内部パットが線や点で分散されており、頭に触れるポイントは実はわずかなのです。

この面ではなく、点や線で頭に乗るお陰で重さを感じにくい、快適な装着感をもたらしてくれるようです。

エアロ効果は風の入り具合の少なさで感じる

走っていてまず思うのは、正面からの空気がおでこにあまり当たらないということです。

これは取り入れた空気を、額を直に冷やすためではなく、ヘルメット内の換気に使っているような感じでしょうか。

それを感じるのが、信号待ちの停車中、ジリジリとヘルメット内の気温が上がってきて額に汗がじんわり出てきます。

しかし、走り始めるとスッーっと風が通り抜けて、ヘルメット内が涼しくなるのです。

暑い夏の一時停車から走り始めた時、この内部構造の凄さを感じます。

走るとヘルメット内の温度が一定に感じる

ヘルメット内は涼しいのか。みなさま気になるところでしょう。

外気温が33度ですから、空気も熱いですので、ヒヤヒヤには当然なりません。

結論、中は暑くもなく涼しくもないというのが率直な感想です。つまり、走り始めるとべっとりとした暑さはなく、換気されて暑くも涼しくも無い、特に汗が新たに出てこない感覚がしました。

走っている時は、ですよ。

止まったら暑いですが、走り始めたら中の温度が一定に保たれる感じがするのです。

もっと走りたくなる。フラッグシップとはこれ。

今回のELEMENTOを購入、着用してみて感じたのは時代の流れ。

フラッグシップモデルは涼しさよりも、わずかでもエアロダイナミクスに振ったモデルが正解ということ。

通常のレースでは常に走っていますから、前方開口部はそこまで大きくしていなくても良いのです。

ELEMENTOでは前作PROTONEよりも重量が50gほど重くなってしまいましたが、それでもそのわずかを犠牲にして、エアロダイナミクスを向上させたKASKは正しい判断だと思います。

大きな開口部を開け、頭に大量の空気の流れをもたらすことで頭部の空冷効果をもたらしますが、ダウンヒルや冬場は逆に冷えすぎてしまいます。

通年的には冷却よりも、換気ぐらいが良いのです。

驚いたのは、信号待ちで温度上昇した頭部が、走り始めたら風がちゃんと入り、慣れたらヘルメット内の温度が「普通」になったことです。

風が直風で額に当たった訳ではありませんが、ちゃんと温度が下がった感覚がしました。冷たくは無いですけど適温な感じです。

ヘルメットのイメージである、頭がじっとりと汗で濡れる感覚は停車中以外はほぼありません。

また、ヘルメットの装着感がアジャストシステムのラチェット調整によって頭に吸い付く感じがし、また、点で頭に接している感じがとても軽快で快適です。

運よく“FLUID CARBON12”の耐衝撃性は体感できませんできませんでしたが、この素材のおかげで、発泡スチロールだけではできなかった剛性を確保でき、内部で風を流す構造を最適化できたようですね。

こんな究極のヘルメットでしたので、真夏のライドで不快感がなく、逆に自己満的な優越感すら感じました。さらにこのヘルメットの効果を感じる走りができ、ずっと走り続けたいと思わせる不思議なヘルメットでした。

是非買ってお試しあれ。命を守るために、真夏の真昼間は走っていませんのでご注意ください。

皆様の参考になれば幸いです。

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