マツダ「MAZDA3 ファストバック 15S Touring」に3時間ほど試乗しましたのでそのインプレッションをしていきたいと思います。まず感じたのは重厚感ある走行感です。前回のマツダ ロードスターと比較すると、より静かに、より安定感のある走りを感じました。さらに打倒ベンツのAクラス!を感じさせる高級感のある内装にも驚かされます。今回はこのMAZDA3 ファストバック 15S Touringの良い点と悪い点を挙げていきましょう。
目次
オリジナル走行レビュー動画で見る
試乗した感想を動画でも解説しておりますのでご覧ください。
良い点① かっこいいデザイン
この車の最大の売りはデザインでしょう。このフォルムに惹かれてこの車に興味を持った、検討するようになった方は多いと思います。
高級外車と言われても信じるような流れるようなフォルムにはただただ感動します。
良い点② トルクがあって静かでスムーズなエンジン
乗っていて気疲れしない走行感と言うのでしょうか。
トルクがあるので低回転で街乗りをこなすことができますし、振動が少なくスムーズにエンジンが回っていく感じがします。
また、アクセルやブレーキにクセがなく万人が乗りやすい操作感でした。
良い点③ ワンランク上の高級感ある内装
MAZDA3 ファストバック 15S Touringの良いところは外装のみならず内装にもあります。
本革ではないと思いますが、革のような質感とステッチがより一層高級感を漂わせます。ベンツのAクラスに引けを取らない質感だと思います。
良い点④ オートエアコン
センターパネルは非常にスタイリッシュでなおかつ、エアコンは温度設定ができるオートエアコンを搭載です。
とてもコスパ抜群な装備ですね。
悪い点① カーナビがタッチパネルでない
カーナビがタッチパネルでない点が残念ポイントとなります。
非常に高解像度液晶パネルで見やすいのですが、操作は手元にあるダイヤルで操作します。
シフトレバー手前の丸いダイヤルでナビの操作をします。回したり、倒したり、押して操作ができます。
加えて、丸いダイヤルの上部にタッチセンサーがあり、ここをなぞることで操作ができるとのことです。
それにしても、目的地を入力するのが面倒で、時間かかってしょうがなかったです。
悪い点② バックモニター時にガイドがハンドルと連動しない
これもペーパードライバーには痛いポイントです。
後ろを映してくれるのは良いのですが、どう車が進んでいくかイメージできないから運転が下手なのに、それをアシストしてくれないのは悲しいポイントでした。
どうやら「360°ビュー・モニター」をオプションでつければこの問題が解消するようです。
悪い点③ リヤウインドウが小さい
これは慣れの問題ですが、リヤウインドウが小さく後方の確認がしにくく感じました。
しかし、後続車は見えますし、駐車時はバックモニターを使うので後方確認の頻度は少ないと思います。問題はさほど大きくはないでしょう。
まとめ:走りに不満無し!
考えてみると悪い点は走り本来にはないことがわかります。
アクセルを踏めば十分なパワーを発揮し、ブレーキを踏めば直ちに減速するとても扱いやすいモデルです。
確かにアクセルを踏んだ時の高揚感はスポーツモデルに比べれば薄いかもしれませんが、アクセルベタ踏みした時のエンジン音はスポーツ感を感じさせてくれるエッセンスが入っていました。
MAZDA3ファストバックにはエンジン形式の違う様々なモデルがありますが、この1.5Lモデルでも十分に走りを楽しめる一台となっています。
高速道路での余裕は他の大排気量モデルに劣るかもしれませんが、普段使いの街乗りにはとても扱いやすく、さらに高級な内装も相まってとても満足いく買い物になるかと思います。