スバル レヴォーグに試乗してきました。まず感じたのはアクセルを踏んだ時の加速感です。エンジンがスムーズに回転するのが運転席でもわかるぐらい摩擦の少ない滑らかなフィーリングがします。マツダのような少し荒っぽさが残る感じとは違い、まさに魔法のじゅうたんのような加速感でした。今回はこんなレヴォーグに車に不慣れなペーパードライバーが乗って感じたことをお伝えします。
目次
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メリット① ハンドルの軽さからくるコーナーの曲がりやすさ
今回で一際印象に残ったのはハンドルの軽さです。
ハンドルが軽いと、とても交差点やカーブで曲がるのが楽しくなります。
ちょっと前にフェアレディZというハンドルが劇的に重い車に乗った時は曲がるのが億劫に感じたものです。しかしこのレヴォーグはグイグイ曲がることができます。
とても操作性が良いので思った通りにカーブを曲がることができました。
ハンドルが軽いので女性の方でも気軽に乗ることができると思いました。
メリット② 大画面液晶ディスプレイ
GT EX以上のグレードでは針のアナログメーターは廃止され、フルデジタル液晶モニターによるメーター表示となりました。
このディスプレイにナビも表示されるのでナビのために中央のディスプレイを見る必要がありません。
このiPadかと言わんばかりの11.6インチ液晶ディスプレイは見やすく、ここでナビやエアコン、オーディオの操作ができます。
画面が大きいだけで未来の車に乗っているかのようでテンションが上がりました。
メリット③ 運転席からの視野の広さ
運転席からの周囲の眺めも良いと思いました。
MAZDA3 ファストバックのような最近の車は窓が小さくなり周囲の風景が見にくくなっている傾向になりますが、このレヴォーグは窓も大きく死角が少ないように感じました。
メリット④ ワンタッチで倒れる後部座席
ワゴンタイプのモデルですので、後部座席を倒してより多くの荷物を積めるのも魅力の一つですが、大体のモデルですと、後部座席の肩の部分にあるレバーを引きながら倒すモデルが多いと思います。
少し重労働だったりしますよね。
しかし、このレヴォーグはリヤゲートを開けた両側に後部座席をワンタッチで倒せるレバーがあるのです。
このレバーを引くと座席に触れずにシートを倒すことができます。
デメリット① 加速感が怖い・低速時のコントロールに不安
パワーがあるのかスピードがかなり出ます。
あまりアクセルに入力しなくても、スムーズにドンドン加速していってしまうのでスピードの出すぎに注意です。
アクセルにちょこんと触れるだけでもグッと前に出るので、渋滞の時にはアクセルワークに気を使うかなと思いました。
一方ブレーキは素直で踏んだら踏んだ分だけ聞くのでクセがなく使いやすいです。
デメリット② 男心をくすぐるデザインだが万人ウケするか?
レヴォーグはボンネットのエアインテークなど男心をくすぐるデザインが施されていますが、可愛さはあまり感じません。
全くデメリットではありませんが、奥様を説得するには少しハードルが高いかもしれませんね。
キビキビと走り、デメリットが少ない完成した車
レヴォーグを運転して浮かんだ言葉は「キビキビ」です。
加速や曲がる、止まるが思いのまま、自分のイメージした通りに走ってくれる感覚がします。
何も不安感がありませんでした。
やはり目立つのは操作性や内装の完成度です。デメリットはあまり見つからないいい車です。
今まで試乗した中で操作性ではナンバー1。
皆さんの参考になれば幸いです。