フェアレディZ Z34に試乗してきました。前回の外装編に引き続き内装編もお届けします。乗り込んでみた感想は少し深めのシートで乗り降りは頑張らないといけないスポーツカー感がありました。まだまだ平成のアナログ感が残りつつあるデザインが少し古さを感じさせました。それでは詳細写真で見ていきましょう。
目次
ハンドル・メーター周り
ハンドルのZのマークがなんともかっこいいです。ハンドルにも音量調節などのボタンも搭載されて手元で操作ができます。
メーターは3連メーターで中央がタコメーター、右側がスピードメーター、左側が高精細ではありませんが液晶ディスプレイとなっております。
電源を入れるとこんな感じになります。中央タコメーターの下にシフトポジションインジケーターがあるのがスポーツ感を感じさせます。
この車両はATモデルですが、MTモードも搭載しているので、パドルシフトでギヤチェンジ操作ができるのが特徴です。
ハンドル脇にはトラクションコントロールのオフスイッチがあります。
足元のペダル類
スポーツカーとしては高得点のペダルデザインです。
シルバーも入ったスポーティーなデザインですね。
アクセルペダルは吊り下げ式ではなく、オルガンペダル式です。
このオルガン式は疲労感が少なく、微調整しやすいのが特徴だそう。
3連メーター
フェアレディZといえば3連メーターですが、右から油温計、電圧計、時計が表示されます。
このアナログ感がたまらないですね!
普通はメーターパネルにありそうな計器類ですが、この独立した感じが素敵ですね。
センターパネル
ナビ、オーディオ類が入ったセンターパネルは昔のオーディオコンポのような少し時代を感じさせるデザインとなっております。
ナビはタッチパネルで使いやすかったです。
入っているエアコンはオートエアコンでダイヤルを回すと液晶パネルに設定温度が表示されます。
レバー類
ATモデルに試乗しましたが、こちらMTモードもついているのでクラッチ操作無しでギヤチェンジができます。
シフトチェンジはシフトレバーでも、ハンドルのパドルシフトでもできます。
サイドブレーキはレバーのモデルとなっております。
レバーが助手席側についていますが、これは左ハンドル欧米向けのをそのまま使っているからのようです。
横にドリンクホルダーもあります。
肘置き
肘置きの中は小物入れになっております。
開けてみるとそこそこ大きい小物入れです。そして、オーディオ接続端子と、シガーソケット端子がありますのでここから電源を取ることができます。
シート裏の小物入れ
シートの裏には小物と書類が入るポケットがありますので、小さめのバッグやマフラーなど小物をサッと置くことができるので便利です。
2シーターモデルですが、このスペースのおかげで車内空間にゆとりが出ます。
ドア
ドアのスイッチ類を見ていきましょう。パワーウインドウと電動ドアミラーの格納スイッチがあります。
ドアの白いステッチがおしゃれですね。
ドアのレバーは丸い造形をしており、デザイン性が高く、持ちやすいデザインとなっております。
浅いトランクルーム
トランクルームを開けてびっくり!
とても浅いです。
フェアレディZは後輪駆動のため、そのための装置が入っているため深さがありません。
サスペンションのスペースと思われる張り出しもありさらに積載スペースが限られます。
テールライト裏手のスペースは、えぐれていて少しでも積載スペースを確保しようという努力は感じられますね。
トランクルームと運転席の境目には車体剛性を上げるための補強バーが付いていてカッコ良いです!
斜め後方の視界
ドアミラーの死角となる斜め後ろの視界はどうでしょうか。
残念ながら、まず運転席側はピラーが太すぎて斜め後ろの窓が見えないのと、助手席側はピラーの太さと、助手席のヘッドレストが窓と重なることで視界が悪くなっております。
車線変更には十分気をつけましょう。