ホンダ 新型シビック(HONDA CIVIC) 11代目のAT(CVT)モデルを試乗してきましたのでレビューしていきたいと思います。
印象的なのはかっこよくてスポーツ感溢れるデザインなのにアクセルを踏み込むと意外と大人しい加速感だったということです。親しみやすいシビックという印象が強いです。
目次
PAPER DRIVER LOVERS 動画版観てね!
【メリット①】アクセルとブレーキが素直で扱いやすい
やはり「扱いやすい」というのが一番の印象です。
排気量が1.5Lということもあり、アクセルを踏み込んでも回転数が上がってから加速していく感じがします。
アクセルに触れるだけで飛び出していく車もある中、ペーパードライバーでもとても安心感を持って運転できます。
さらにブレーキも素直で、少しの遊びが終わった後にスーッと効いてくれてます。急激なブレーキではありません。
これであれば都内の渋滞にハマってしまってもアクセル操作に気を使わずに運転できます。
より刺激的な走りをしたい場合は「スポーツモード」に入れると良いかもしれません。
【メリット②】死角に車が入ってくるとお知らせしてくれます
下位グレードの「LX」でも安全装置「ホンダセンシング」の多くが装備されているのも特徴です。
その中でも「ブラインドスポットインフォメーション」という機能は、斜め後ろの死角となるエリアに車が入って来た時に、警告音とミラーのマークが光ることでドライバーにお知らせしてくれる機能です。
後部座席があるので斜め後ろの視界は確保されているものの、後方目視をする前にお知らせしてくれるのは車線変更時にとても役立ちます。
【メリット③】インパネ〜エアコンにかけて伸びる質感
インパネからエアコン部分まで伸びる一直線の六角形のアミアミが素晴らしいです。
メッキで質感が高く高級感があります。
これを見るために車に乗りたくなりますね。
【デメリット①】エンジンからスポーツ感があまり感じられない
運転していて感じたのは、スムーズで静か、という印象です。
アクセルを踏み込んでもスポーツカーのような荒々しい音はせずにスムーズに加速していってくれる感じがします。
トルクもあるので2,000回転もあれば法定速度に達してしまいますので、あまり回す感じでもありません。
もちろんコーナリング性能は高いので操作性は良いのですが、何か物足りないと感じる方はいるかもしれません。
【デメリット②】真後ろの後方視界が狭い
あえてデメリットを探すとすると、真後ろのリヤガラスの面積があまりないという点でしょうか。
後部座席のヘッドレスト部分と天井が近く、後方の視界が限定されるのが特徴です。
運転していて気にならないですが、フェラーリぐらい車高が低い車が後ろにいると気づかないかもしれません。
【デメリット③】後部座席にコスト削減感が見える
後部座席にこだわりインテリアがないのが少し寂しいです。
ドアのパネルも運転席助手席にはピアノブラックのパネルが付いていますが、後部座席は艶のない普通の素材です。
後部座席にUSB電源とか、インパネのようなメッキパーツとかが盛り込まれていればよかったなと思いますが、そこは無駄を省いたスポーツモデルということでしょうか。
まとめ
このモデルは「乗りやすさ」と「デザインの良さ」が光ったモデルだと言えます。
ペーパードライバーでも納車当日にいきなり乗って帰ることが可能です。それも何も不安感もなく乗れます。
ハッチバックタイプなので、大きめな荷物も積載することができます。
使い勝手も良いので、日常的に乗るのにぴったりな車だと思います。
このブルーも目立ってかっこいいですよ。
皆さんの参考になれば嬉しいです。