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【タンク容量プラス3L】ボンネビルボバー2021年モデルは航続距離アップで不安感なし!【スペック進化点まとめ】

ボンネビルボバーの2021年モデルが発表されました。エンジン、車体のデザインコンセプトは変わりませんが、タンク容量が9リットルから12リットルに変更され航続距離が33%アップしたのが劇的な進化ではないでしょうか。ボンネビルボバーの弱点であった航続距離への不安が解消されました。

さらに排ガス規制であるユーロ5に対応するエンジンに変更されるという細かい進化を遂げています。

2020年モデルまでは、「ボンネビルボバー」と「ボンネビルボバーブラック」という2タイプ存在しましたが、一つのグレードにまとめられたのも特徴です。

【解説動画】ボンネビル ボバー (Bonneville Bobber) l 唯一無二のカスタムクラシック 解説
by トライアンフモーターサイクルジャパン

まとめると、タイヤや装備的な車体の構成は「ボバーブラック」を引き継ぎ、エキパイの色は無印ボバーの物を採用した感じです。

「黒すぎない」ボバーブラックというのが良いかもしれませんね。

変更点①タンク容量

今回の新モデル発表の「目玉」はボンネビルボバーのタンク容量アップではないでしょうか。

2020年も出るまでは「9リットル」と、長距離ツーリングに行くには心もとない容量しかありませんでした。

これではライバルである「ハーレー フォーティーエイト」と比べた時にあまり差別化をはかれないのが懸念点でした。

しかし、2021年モデルで12リットルという「ボンネビル スピードマスター」と同じタンク容量を手に入れることによって、デザインとツーリング性能の両立を獲得することができたのです。

ちなみに同じエンジンを積む私の「ボンネビルスピードマスター(2018)」は高速を使えばリッター25km以上は行くので、法定速度内で3,000回転以内であれば航続距離300kmも叶えることができます。

タンク容量、航続距離で躊躇していた人には朗報となりました。

変更点②エンジン(ユーロ5対応と1馬力アップ)

おそらく今回のモデルチェンジの最大の目的は排ガス規制「ユーロ5」への対応でしょう。

この排ガス規制に対応すべく、マイナーチェンジを行ったそうです。

ちなみにエンジンデザインの変更点は全くありませんでした。

改良したのであればなんか頑張って欲しいです。笑


改良点

  • 軽量化
  • 慣性力の低減
  • レスポンスの向上
  • 低排出ガス
  • 燃費向上

その結果、

最大馬力は6,100回転で78馬力を発生します。(2020年モデルまでは77馬力)

最大トルクは4,000回転で106NMを発生します。(2020年までと同様)

結論!1馬力アップ!

そんなに変わりませんね。

レスポンスが向上したというのは朗報かもしれません。

2020年モデルまでの高トルク型のエンジンはレスポンスがもっさりしていますから。

わずかな差だと思うので体感はできないかもしれません。

変更点③フロントフォーク直径が41mmから47mmへアップ!

実は、フロントフォークの大口径化は「ボバーブラック」で成し遂げられていました。

無印ボバーは41mmだったのをボバーブラックで47mmにアップしていたのです。

無印ボバーを所有していた方からすれば進化ポイントとなりますね。

太くなったことで「ハンドリングが!」と言ってますが、変わるんでしょうか?笑

変更点④シート

スピードマスターのシートは劇的に厚みが増えて乗り心地が良さそうになりましたが、ボバーのシートはどうでしょうか。

解説動画では乗り心地が良くなり、ステッチのデザインが変更になったということを言っていました。

シートの厚みは増えたのでしょうか。

前モデルまでのシートで、あまりお尻が痛くなるみたいなことは聞かなかったので、ニューモデルではあまり変わっていないかもしれません。

変更点⑤メーターのデザイン

メーターの12時の部分に「ボンネビル」と刻印が入りました。

2020年モデルまでは何もありませんでした。ただの円形です。

このロゴがあったらカッコいいかもしれませんが、何も無い前モデルオーナーでも何も悔しくないと思います。

ちなみに液晶の表示は前モデルと変更無いようです。

変更点⑥クルーズコントロール装備

こちらもフロントフォーク同様に「無印ボバー」には搭載されていませんでしたが、「ボバーブラック」には標準装備されていたものです。

無印ボバーからしたらかなりの進化ポイントでしょう。

「クルーズコントロール」とはボタン一つで現在の速度を保ってくれる機能です。

主に高速道路で使用すると便利な機能ですね。アクセルを捻らなくても自動でアクセル操作をしてくれて速度を維持してくれます。

どうしても人間がアクセル操作すると、速度を上げたいときに回し過ぎてしまうのですが、このクルコンが自動で行うアクセル操作には無駄がないので「燃費向上」にも繋がります。

弱点は積載量だけ!

ボンネビルボバーの弱点は「航続距離」と「積載量」でしたが、そのうちの航続距離はタンク容量アップで解決されました。

あとは積載量です。

私はボンネビルスピードマスターを所有していますが、日帰りがメインなのでシートバッグを使ったことがありません。

サドルバッグサポートを取り付け、小さいサドルバッグを取り付けたので事足りています。

そこまでガッツリツーリングしない方でなければボンネビルボバーは良い選択肢となるでしょう。

皆さんの参考なれば幸いです。

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