アマゾンで安くて手頃な注目度抜群の「ニューバランス574」。実際履いてみると軽い!そして柔らかい!つまり「靴に慣れる必要がない」靴なのだ。一方、ニューバランスの高級スニーカーの代名詞「576」。本物と廉価版。そんな感じで言われること少なくないが、いったい何が違うのか外観、そして最後に履き心地を実際に比べてみた!
目次
横から見る!
レザーの質感はさておき、形状を横から見てみる。横からのデザインはほぼ同じと言って良い。靴のクッション部分である「ミッドソール」のデザインに違いがある。
576がレザーということも有りボリューム感がある印象。
重ねてみる!
真横から見たときのサイズ感の違いはあまり無いように見える!
かかとの形状が違うか。
後ろから見る!
後ろから見ると違いが良くわかる。まずはバックステーのロゴ。
576は『NB』が刺繍。高級感がある。それに対して574はプリントだ。
574の反射素材は銀色に光るバックステー全面。とても夜の視認性が良い。
一方、576の反射素材は真ん中の半月形状の少しだけだ。あるだけマシ。
横しまラバー素材の「ヒールスタビライザー」の高さは同じ。
衝撃吸収の「ミッドソール」の高さも同じ。しかし「ENCAP」素材の高さは576の方が厚いか。
奥の576には「ENCAP」の文字がデカデカと。衝撃吸収素材に自信をもていることがわかる。
一方の574はひっそり「ENCAP」だ。
最大の違いはアッパーの高さと、かかとのホールド性。
574と576では、アキレス腱部分にあるバックステー部分の形状が異なる。
576は立っている印象。すべてをホールドしてくれる。
一方で、かかとを踏みやすくしてしまうのが難点。
576のこの形状を美しく保つには「靴ベラ」を使って履かなくてはならない。靴紐を毎回結ばずにスリッポンのように靴を履くタイプの方には向かない。
さらにかかと周辺の形状が足に合わないと、アキレス腱部分の皮膚がすれて痛くなる。
それに対して574はかかと部分が下がっていて足が靴に入りやすくしている。
おそらく多数派の人の履き方を分析してできた形状だろう。
毎日履く、履きやすさでは「574」に優位性を感じる。
正面から見る!
違いはつま先のアウトソール(黒い部分)の形状だろう。左側の574は大きく張り出しているのに対し、576は控えめ。574はアウトドアな印象を演出している。
上から眺める!
上から眺めると、足の入れ口の形状の違いに目がいく。576は細身の開口部。そして574はおらゆる人の足を受け入れてくれそうな安心感がある。
シュータン部分のラベルも少し違う。私の576はUSA製だ。他にもイギリス製のものもある。576はさすがアメリカ製。フォントがワイルドというかガサツというか主張がスゴイ。
アウトソールの違い!
アウトソールの違いも気になるところだろう。
上が574で、下が576だ。ぱっと見、設計思想は同じオーラを感じる。
だがしかし、下の576のアウトソールには少し迫力を感じてしまう。
外観まとめ
結論:カタチはほぼ同じ!
サイズ感・履き心地比較!
サイズ感は変わらないが、履きやすさ、手軽さは「574」が大きくリード!
この実はこの「576」はニューバランスのアウトレットショップで2万円程度であった。ただし、正規品を買うと3万円弱することも。
一方、「574」はアマゾンで7000円弱(セール時)。通常でも1万円くらい。
574と576の価格差は倍以上。574は手に入りやすく、カラーバリエーションも豊富だ。
正直なところ「576」は所有満足感やレザーの履き心地では勝るがスニーカー好きにとっては扱いに少し慎重になり、「気軽さ」があまりない。
一方で「574」は足の入れやすさ、履きつぶす楽しみがある。さらに定番のグレーともう一色など、2足ぐらい持っていて、様々なコーデに合わせる楽しみができる。
「574」の履き心地はとにかく柔らかい!
まず、インソールがふかふか。少し安っぽさも感じるがスポンジの上を歩いているみたい。そしてとにかく軽い!
あと何よりアウトソールが柔らかいので、買った初日から歩きやすい!ここ重要!
高級な靴は革製であったりするのでアッパーが硬く、革に折り目がついて馴染んできたら徐々に歩きやすくなっていくものだが、その過程が一切ない。
一方の「576」はミッドソールの衝撃吸収素材が本気で作られているためか硬めに感じる。よく言えばしっかり感。
皆さんはどちらがお好みだろうか。
正直、ニューバランス「574」も「576」もシュータンのタグを確認しなければ分からない!
「574」おすすめ!
皆さんの参考になれば幸いである。
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