ドグマはサドル調整が一番面倒である。
なぜなら工具が二種類必要だからだ。
まず一本目。
下から覗き込むと見える。
ピナレロロゴの上にくっついている銀色のやつである。
これを緩める。
六角の太さは5mmだ。
↓このような六角のセットがあると作業効率が良いのでおすすめ!
一般的なのに慣れていると、これだけで挟んでいる板が緩んでサドルが動き出しそうに思えるが、こいつを外したところでサドルは動かない。
スパナサイズ
一番の敵はこいつである。
サドルの「fact」の文字のすぐ横奥に突き出たネジというかナットがあると思う。
これを緩めるスパナが必要なのである。
しかも「11mm」という中途半端なサイズである。
サドルの種類にもよると思うが、工具を差し込む隙間が狭いので、厚めのモンキーレンチでは調整不可能。
ドグマを購入したら諦めて、素直に、11mmのスパナを買ったほうが幸せになれる。
だが、11mm単品のスパナは正直いらない。このサドル調整の時しか使わないので大きいのもいらないし、邪魔になる。ネジが回らないほどきつく締め付けることはこの狭いスペースでできないというかやらないので、無駄に長いものは使わなくて良いと思う。
↓だからこういうこじんまりとして、他のサイズのスパナがまとまったもの買うと少し幸せな感じがする。
この2つのネジを緩めることで初めて、サドルを固定している圧板が緩まり、サドルの前後等の調整、脱着が可能となるのだ。
参考にしていただければ幸いである。
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