高級靴クリームである「サフィールノワール」を購入してみました。日頃使用している黒い革靴が冬に入ると急に乾燥でカサカサになり白っぽくなってきたからです。2ヶ月に1度ほどのサボり手入れでは追いつきませんでした。
あまり靴クリーム業界について知らなかったのですがAmazonを物色しているとサフィールノワールという一番良さそうなものを発見。
「圧倒的なツヤと保湿力の靴クリーム」というコピーに惹かれて購入してみました。
黒い革靴ですが、色を塗る感じの靴クリームは初心者にとってハードルが高かったので、今回どの色の靴にも使える万能な無色透明クリームとして「ニュートラル」を選択しました。その性能はいかに!
目次
瓶を見る!
シンプルで高級感のあるラベルです。
シアバター配合というのが売り。シアバターは人間用のハンドクリーム等で使用されているのでとても保湿力がありそうな気配がします。
フランスが原産国です。絵のタッチも中世ヨーロッパな感じがします。
古くからの伝統的な製品な感じがしてきますね。1925って書いてあるので1925年からってことかもしれません。
クリーム柔らかさ・匂い
蓋を開けてみましょう。
こちらは使用済みなので少し減っていますが、最初はすり切り満タンで入っていますのでご心配なく。
クリームはとても柔らかく伸びは良いです。
他社製に比べても柔らかくて水っぽさを感じるくらいです。人に使う保湿クリームと同じぐらいの柔らかさですね。
匂いについてですが、とてもいい感じの匂いがします。
たいていの靴クリームは石油っぽい刺激臭がしますが、こちらは天然素材でできていることもあり蜂蜜のような甘い香りがします。
これは好みがあるので、これをいい匂いと捉えるか臭いと捉えるかは人次第という感じでしょうか。
塗ったらどうなったか
このサフィールノワールを塗った後は、カサカサな人間の手にクリームを塗った直後の感じと同様に、保湿している感じがして白さが軽減されたのですが、2月の真冬に外に出たら上の写真のように白くなってしまいました。
本当に役立たず。
やはり人間の手と同様に、その時はしっとりするけど、外出してしばらくしたらまた塗らないといけないよねって感じです。
真冬の乾燥には勝てませんでした。
家の外に出て少し歩いただけで白くなっていくのがわかります。
シアバターの白さか
この白い部分をよく見ると、革のシワの部分が白くなっている感じがしました。
おそらく、シアバターを配合しているということからこのバターが乾燥で固まって白くなっているのかもしれません。
やはり天然素材だけでは冬の乾燥に勝つことはできませんでした。
用途としては、まだ買って間もない、履きジワの少ない状態の良い靴に使用したり、乾燥の強くない春夏秋に使用したりするのが良いと思います。
ということで、次回は人生初の「黒い靴クリーム」を購入してみましたので、この白くなってしまった靴を黒く染めていきたいと思います。お楽しみに!