ホンダから新型CB250R 2022年モデルが発表になりました。7月21日に発売。価格は56万4300円。今回の改良ではデザインはそのままに、とにかく装備の質が豪華になったことが話題になっています。
特にフロントサスペンションやブレーキユニットが強化されて、ZX25Rレベルの高級パーツを使用しています。
今回は、その豪華な装備からいかにこの機体が優れているかを見ていきましょう。
目次
海外ではいち早くCB300Rとして発表済み
新採用:フロントフォークが倒立でSFF-BP
SFF-BPとは「セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン」の略称。
左右のフォークが別々の役割を果たしている高性能サスペンションとして知られています。
これが付いていると高性能スポーツバイクとして認知されます。
250ccクラスだと、カワサキのZX25Rに装備されていますね。
80万円クラスのバイクに装備されているものがこのクラスのバイクに装備されるなんてホンダの本気が垣間見えます。
フロントブレーキがラジアルマウントキャリパー
フロントブレーキはシングルディスクですが、ラジアルマウントキャリパーの良いものが付いています。
これもカワサキZX25Rと同じですね。
高額な高性能スポーツバイクに装着されているブレーキがこのクラスに装備されているのです。
これで56万円ですから、お買い得ですね。
IMUによるABSコントロール
また急制動時の後輪浮き上がりを効果的に抑制するIMU(車体姿勢推定システム)付ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を標準装備。
https://www.honda.co.jp/CB250R/chassis/
このCB250RのABSはただのABSではありません。
IMU(車体姿勢推定システム)付きのABSなのです。
250ccバイクで搭載されているのは本当に少ないと思います。CBR250RRやZX25Rにも装備されている情報はありません。
スーパースポーツや高級車には6軸IMUなんてのが搭載されていますが、CB250Rは何軸の姿勢を検知するのかは記載されていません。
前回のモデルチェンジ時にボッシュ製の5軸IMUになったという情報がありました。
このIMUの力が発揮されるのは車体が倒れているコーナリング中でしょうか。
廉価で検知できる軸数が少なくても、車体が倒れてることは検知できるはずですから、より効果的で安全なブレーキングが可能となるでしょう。
新採用:アシストスリッパークラッチ
CB250Rは一度モデルチェンジしたはずですが、その時にアシストスリッパークラッチになっていなかったのには驚きました。
今回の2022年モデルでやっと採用です。
これによりクラッチが軽くなり、さらにエンジンブレーキの効きがマイルドになるはずです。
新採用:ギヤポジションインジケーターがついた
これも新採用ポイントのようです。
同じ単気筒エンジンであるレブルのモデルチェンジの時に、ギヤポジションインジケーターがついて歓喜に沸きましたが、CB250Rにはまだ付いていなかったのですね。
あると便利なので嬉しい限りです。
カラーバリエーション
マットブラックがいいですね!
フロントフォークの色ですが、ブラックは黒に、マットブルーとレッドはゴールドに塗装されています。
また、ホイールもブラックは黒に、マットブルーとレッドはゴールドに塗装されています。
黒はよりダークに、他の2色はより豪華でスポーティーな演出です。
これで564,300円(税込)なら買い!
本当にセカンドバイクとして欲しいバイクです。
250ccというお手軽排気量で、重量は144kgという軽量さです。
全てが身軽で何も気負うところがありません。
強いて言えば、シート高が795mmと160センチ台では足つきべったりとはいかないところでしょうか。
でも足回りの装備が、ZX25Rと同じような豪華さで56万円です。
カウル付きのバイクでなければ!というこだわりがなければ、80万円するバイクと似たような雰囲気が味わえそうなコスパ最強なバイクだと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
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