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【現車確認】MT-09がさらに魅力的に!2024年モデルの変更点・スペック・足つきを実車写真で徹底解説

ヤマハからMT-09 2024年モデルが4月19日に発売されました。昆虫のような顔つきから鉄仮面のような顔になり、フロントフェイスの印象が大きく変わっています。エンジンスペックに変更はないようですが、ポジション、タンク形状、フレームが変わっているようです。

価格は1,254,000円(税込)。

液晶メーターに、IMUやクルコン、クイックシフターなど電子制御満載の大型車でこの価格はかなりコスパが良いのではないでしょうか。

また、身長168cmによるシート高825mmという日本人泣かせの足つきも見ていきましょう。実車写真でその詳細を見ていきましょう。

ヘッドライト

見た目で大きく変わったところといえばやっぱり顔つきでしょう。

これをかっこいいと思うかどうかで購入するかが決まるかと思います。

2024年モデルは全モデルよりも落ち着いた感じでしょうか。昆虫タイプではあるかと思いますが、目が鋭いですね。

仮面のような感じもします。

おでこの上にメーターがあり、オプションでメーターバイザーをつける余地がありそうですね。

タンク以降はかなりボリューム感があるバイクですので、かなり小顔の印象です。

フロントフォーク・ブレーキ

フロントフォークはもちろん倒立フォークで、フロントブレーキはダブルディスクで、モノブロック対向4ポッドラジアルマウントキャリパー。ハイパワーバイクを止める強力なブレーキを標準装備しています。

キャリパーにはブランドの表記はありませんが、ブレンボのラジアルポンプマスターシリンダーを搭載していますので、繊細なタッチでもブレーキがかけられることでしょう。

フロントホイールは17インチ。タイヤサイズは120/70ZR17で、チューブレスタイヤです。

ハンドル・液晶メーター

液晶メーター、ハンドルまわりを見ていきましょう。

ハンドルはバーハンドルですが、上に上がって、さらにちょっとプルバックしていて乗りやすそうです。

前モデルと比較してハンドルは約3.4cm下がりました。少し前傾になったようですね。

液晶画面は5インチのカラー液晶です。

https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/mt-09/feature.html

前モデルは3.5インチであったのが大型化しました。

液晶ディスプレイは左手のスイッチボックス内の十字キーで操作します。

ウインカーのボタンが今までにない形になっていますね。

一般的なスライドさせるウインカースイッチではなく、ボタン式になっています。

さらにクルーズコントロールの設定ボタンが上の方にありますね。

クルコンはレバーを上げ下げすることで時速1Kmごとの調整ができ、長押しすることで、プラス時速10km一気に上げることができるようです。

右手のスイッチボック車シンプルで、スタータースイッチとキルスイッチ位一体型の赤いスイッチとモードセレクトボタンがあります。

エンジンスペック

MT-09 2024 スペック
  • エンジン形式:水冷4ストローク直列3気筒 DOHC 4バルブ
  • 排気量:888cc
  • 最高出力:120馬力(10,000回転)
  • 最大トルク:105N・m ※10.7kgf・m(7,000回転)
  • 圧縮比:11.5 : 1
  • トランスミッション:6速リターン クイックシフター標準装備
  • 燃費(WMTCモード):21.1km/L
  • スリッパークラッチ搭載

2024年モデルのエンジンスペックは2023年モデルと同様のようです。

ラジエターコアが大きいことからいかにハイパワーかが分かります。

3気筒ですから、エンジンから3本エキパイが出てきて1本に集合しています。

タンクは幅広に

タンクの形状に変更がありました。2023年モデルまでは膨らみがあってマッスル感がありましたが、2024年モデルは平べったい感じです。

MTのマークのような逆三角形の形をしています。

とても複雑な造形をしています。角の面なんか凝った作りをしていますね。

ポジション設計の変更があり、ハンドル位置が低くなった影響で、タンクの左右が従来モデルから30mmも低くなっています。

ハンドルを切っても、ハンドルと手がタンクに当たらないようになだらかに下った造形をしていますね。

左右に広がる形状としたことで、タンク容量は前モデルと同様の容量である14リットルを確保。

無縁プレミアムガソリンですのでハイオクですね。

AAG(アコースティック・アンプリファイア・グリル)

エアクリーナーボックスカバーにAAG(アコースティック・アンプリファイア・グリル)と呼ばれる開口部を設け、吸気サウンドをライダーにダイレクトに伝達。従来モデルの吸気ダクト3本を2本に変更し、高速・高回転域をより響かせるチューニングを施した。エンジン回転が上昇するにつれて音圧が高まり、気持ちの良い加速を演出する。

https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/mt-09/feature.html

タンク上部にAAG(アコースティック・アンプリファイア・グリル)という穴が空いており、吸気音をライダーに聞かせる工夫がなされています。

昨今は排気音を静かにする傾向にありますので、吸気音を大きくしてライダーを満足させるヤマハの想いが詰まっています。

フレーム

フレームはアルミフレームで最新のアルミダイキャスト技術を用いることで、最も薄い部分は1.7mmという驚異的な薄さで作られています。

剛性を確保しつつ軽量さを追い求めるヤマハの技術力の高さが窺えます。

新設計のシート

2023年モデルまではライダーとタンデム一体型のベンチシートでしたが、2024年モデルでは分離式に変更になっています。

シートの表皮が柔らかくなって座り心地が良いようです。

シート下に充電用USB-Cソケットを装備しています。

シート高825mmの気になる足つき

私身長168cmです。

それに対しMT-09のシート高は825mm。

標準的なブーツを履いて両足つま先です。

車重は193kgと軽量な部類に入りますが、ちょっと心配になります。

マフラー

エキパイは3気筒ですのでエンジンから3本出ています。そこから1本に集合していきます。

お腹の下の大きな膨張室を抱えていますね。こちらがマフラー、サイレンサーとなります。

マフラーはステンレス製です。重いものを中央に配置することで、マスの集中化を図っています。

排気口は大体横を向いていることが多いのですが、MT-09のマフラーは下を向いています。

そしてこの排気口は左右2つあるのが特徴です。上の写真では1つに見えますが、反対側にも排気口が実はあります。

左右から下に向かって排気することで、地面から音が跳ね返ってくる効果があり、ライダーにより迫力のある音を届けることができます。さすがヤマハ!音にこだわってますね!

オプションでは通常のマフラー形状をしたアクラポビッチマフラーがラインナップされていますので、この形状が嫌な方はオプション装着をお勧めします。

テールライト

テールライトとウインカーももちろんLEDです。

テールライトは新設計のライトで、上を赤、下をスモークとすることで赤部分を薄くみせ、よりシャープな感じになっています。

リヤサスペンション・ブレーキ

リヤサスペンションはプリロード調整可能のモノショックです。

ブレーキはニッシン製の片押し1ポッドキャリパーです。みんなこれついてます。

ホイールは17インチ。タイヤサイズは180/55ZR17でチューブレスタイヤです。

コスパは高いが顔は好みが分かれるところ

MT-09の価格は1,254,000円。この価格帯では最もコスパが高いモデルかもしれません。

この価格で、まずエンジンが2気筒ではなく3気筒。そして電子制御満載で、クイックシフター、走行モード、トラコン、フルカラー液晶メーター、USB-C充電までは他社入っていることもありますが、クルーズコントロールまであるというのがすごいです。

さらに車重が193kgで200kgを切っています。

コストダウンポイントとしては、サスペンションとフロントブレーキキャリパーがヤマハ純正で、SHOWAやブレンボのような高性能パーツを使用していないというのはちょっと見劣りする部分ではありますが、倒立フォークでモノブロックラジアルマウントキャリパーですから乗ってしまえば必要十分でしょう。

また、エンジンサウンドをライダーに聴かせる工夫にもとことんこだわった仕様になっていて、このこだわりは他社メーカーで見たことがありません。

一方でこのクセスゴデザインは賛否が分かれるところです。

前作のような昆虫感から、鋭い目とカクッとした鉄仮面のようなデザインになりました。また、タンクが平べったくなったのも大きな変更点です。

ヤマハ好きの方にはどハマりするデザインかと思いますが、性能は良いけど、ちょっと、、、という方もいらっしゃるかと思います。

走りを求めるならMT-09は非常にオススメです。

皆さんの参考になれば幸いです。

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