Baboon「ギター専用 THE 湿度調整剤」を購入しました。
これから夏を迎えるということで、ギターにとって湿度は大敵。
適切な湿度というのは50〜60%程度と言われていますが、日本の夏は湿度が70%以上にすぐなってしまいます。
常にエアコンをつける環境ではありませんので、ギターケース内はせめてちょっとは湿度が下がって欲しいところ。
そんな時にAmazonで見つけたのがBaboon ギター専用 THE 湿度調整剤です。
ギターケースにキチンと収まるのか、どう使うのか気になる方もいらっしゃるかと思いますので、購入、開封レビューをしていきたいと思います。
目次
ギターを湿度の高いところに置いておくとどうなる?
湿度の高いところにギターを保管する場合はどうなってしまうのでしょうか。考えられるギターへの影響は以下の通りです。
ネックの反り
湿度が高いと、ギターの木材が水分を吸収して膨張します。特に、ネックは薄くて繊細なため、反りやすくなります。ネックが反ると、弦高が上がり、ビビリや音詰まりなどの原因になります。ひどい場合は、トラスロッドで調整しても治らないこともあります。
ボディの変形
ボディもまた、湿度によって膨張したり収縮したりします。場合によっては、ボディが歪んだり、割れたりすることもあります。
カビの発生
湿度が高い環境は、カビにとって最適な環境です。ギターにカビが生えると、外観だけでなく、音質にも悪影響を及ぼします。また、カビを吸い込むと、健康被害を引き起こす可能性もあります。
金属パーツの錆
弦、フレット、ペグなどの金属パーツは、湿度が高いと錆びやすくなります。錆びたパーツは、音質を劣化させ、交換が必要になることもあります。
以上の悪影響が考えられますので、なるべくギターは湿度の低いところで保管したいところです。
ギター除湿剤開封
Baboon「ギター専用 THE 湿度調整剤」は1個入りです。
大きすぎず、小さすぎずな除湿剤です。
容量は70グラムで、約1年効果が持続します。
湿度調整剤というだけあって、湿度が高い場合は湿度を吸ってくれますが、逆に湿度が低い場合は湿度を放出してくれて、ギターに最適な湿度50〜60%を保ってくれるとのことです。
冬は必要ないかと思いきや、湿度が低すぎると、木材にヒビが入ったりしますので湿度のなさすぎにも注意です。
ギターケースにすっぽり入る
私はギブソンのレスポールを所有しているのですが、ギターケースにすっぽりと収まります。
まず、ネックの根本付近の窪みに、ちょうど狙ったかのような入れるスペースがあります。
また、ネックの根元にも入れられるちょうど良いスペースがあります。
この湿度調整剤はサイズ感は計算されたようにギターケースにピッタリです。
効果は分からないのがいい感じ
正直、まだ懸念されるネックの反りはありません。
正直、このギター調整剤があるから正常に保たれているのか、それとも無くても別に関係ないのか、それも分かりません。
でもその分からない感じ、何も事故が起きていない感じが良いのです。
あるのは安心感。それで十分なのです。
この商品はAmazonで1000円程度で購入できます。
1年効果が持続するというので、1年に一回買い換えれば良いと思います。見た感じでは劣化しているのかどうかは分かりません。
あることの安心感を噛み締めましょう。愛すべきギターに何も起きないことを祈りながら。
皆様の参考になれば幸いです。