ヤマハ(Yamaha)「YJ-22 ZENITH」といえばサンバイザーが最大の特徴です。
今回はまだ情報の少ない話題の新商品YJ-22サンバイザーの様子や、ワンタッチバックル、はたまた口コミでよくアドバイスされている「サイズ感」など内装に関するインプレ、さらには実際に着用して走ってみた感想をレビューしていこうと思います。
目次
サンバイザーの操作方法
サンバイザーは左手側にレバーがついており、そのレバーを上下に操作することでサンバイザーの出し入れをします。
シールド留め具の円状のものの右側にレバーのようなものがあると思います。
これを下に移動させるとサンバイザーが上がります。
反対にレバーを上げると、サンバイザーが降りてくる仕組みになっています。
私は太陽光線で目がやられてからはサンバイザー無しのモデルは無理な身体になってしまいました。
このモデルのサンバイザーはとても大型で視界のほとんどをカバーしてくれます。
ワンタッチバックル
軽量なジェットヘルメットはDリングタイプのあごひもを採用しているモデルが多数派で、締めるのが面倒なヘルメットが多く存在します。
しかし、YJ-22はワンタッチで外せるバックルが付いていて片手で簡単にあごひもを外すことができます。
上の写真は連結している状態です。
赤い部分をつまむことでロックが外れ、バックルを外すことができます。
Dリングでなくても、両手を使わないと外せないバックルもある中、片手で簡単に外すことができます。かなりいい感じです。
ちなみにこのバックルは「日本製」とのことです。
内装
ヘルメットでは珍しいブラウンカラーの内装をしています。
汚れが目立ちにくいのが特徴だそうです。
こちらは取り外しができて、洗濯が可能です。
ボタンとマジックテープで張り付いている感じなのでバリバリと剥がせます。
メガネ対応
ちなみに「メガネスリット」もあるのでメガネをしている方も安心です。
ちなみに、メガネをしたまま被ることが出来ました。
フルフェイスヘルメットだとメガネをしたままヘルメットを絶対に被れませんが、こちらは余裕で被れました。
かなり便利だと思います。メガネユーザーは結構外したり着けたりで大変なんですよね。
サイズ感
やはりみなさんが気になるのがサイズ感でしょう。私はアマゾンで購入したため試着なしで購入しました。
結論から言うと、普段SHOEIフルフェイスヘルメット(ネオテック)のMサイズを使用していますが、このYJ-22はLサイズでちょうど良かったです。
ヤマハのジェットヘルメットのレビューを読むと、他メーカーよりもパッドが厚いのかサイズが小さく感じるので、ワンサイズ大きめのを買ったほうが良いとアドバイスが書いてあります。
今回、私はそれを信じて普通はMにするところをLサイズにしてみました。
特に夏場は汗対策で「ヘルメットインナーキャップ」をヘルメットの中に被るので、多少大きめでも良いかなとは考えていました。実際にインナーを被ってこのYJ-22を上に被ってみると、かなりちょうど良い感じになりました。
着用走行インプレ!
被った瞬間感じる「軽さ」には驚きました!
普段は重量級であるシステムヘルメット、SHOEIのネオテックを被っているので、まるでヘルメットを被っていないような感覚がありました。
嘘です。少しは重みを感じます。
さらにフルフェイスでは味わえない視界の広さ。恐怖感がありません。
バイク初心者でフルフェイスに恐さを感じる方には入門用にぴったりだと思いました。
法定速度内の風切り音はそこまで気になりません。無音ではありませんが、うるさくはないと思います。
強風の橋の上などではそこそこ風の音はします。多分ですが、ジェットヘルメットは風が入り込む隙間が多いのでどれもそんな感じだと思います。1万5千円の価格帯にしては上出来です。
これが一番裏切られたポイントでした。
橋の上の強風ゾーンを通りましたが、ネオテックよりも風で頭が振られる感覚が小さかったです。
商品説明では空力性能について触れられていませんので、意外でした。
ヘルメットの帽体は横から見ると後頭部に膨らみがあって空力に優れていそうな形状をしていますし、1.4kgと軽量なのもポイントかなと思います。
この性能で1万円台ですからかなりコスパ最強ではないでしょうか。
これまでシステムヘルメットを使ってきた身としては、メガネをつけたままヘルメットを脱ぎ着できるのは超便利に感じました!
さらに軽量で、身軽なので、給油する際にガソリンスタンドでヘルメットを脱がなくても給油が無理なくできることが気に入りました!
個人的にはすごく気に入っていて、真冬以外はSHOEI ネオテックよりもこちらを使用しています。
皆さんの参考になれば幸いです。