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【比較!トライアンフ タイガー900】GT?RALLY?Pro?4種類あって違いが分からん方へ!

トライアンフの珍しい「3気筒アドベンチャーバイク」。

「タイガー800」が進化して「タイガー900」となった。

>>【変更点まとめ】新型タイガー900GT Pro 2024年モデルが馬力・セーフティー・デザイン変更でも価格据え置き!

排気量と電子制御がパワーアップ!

排気量は「800ccから888cc」とアップ。

その他には電子制御的なところが進化したらしい。

フルカラー液晶モニター、コーナリングABS、コーナリングトラクションコントロール、フルLEDライト、クルーズコントロール。

その他20リットルタンク、ブレンボのブレーキキャリパー、グリップヒーターなど快適で安全装備が全グレード標準装備。

そんな豪華装備がついて、乾燥重量が194〜198kgと軽量だ。

そして顔つきがかっこいい。

そんなことよりグレードが「GT」「GT Pro」 「RALLY」 「RALLY Pro」と4種類のラインナップで日本発売されることとなった。公式サイトを見ても、いまいち違いが乱立していて分かりにくい。

前回、スズキの「Vストローム1050」の発表からアドベンチャーバイクに持ち始めた私としてはその違いを知りたいということで、「私的重要な違い」を比較してみた。

全てではない。全てを追うのは現状難しい。


TIGER900 GT

まず「GT」モデルだが、こちらは街乗り、オンロード、長距離ツーリングを目的としたモデル。

外見上の特徴は「キャストホイール」で「オンロードタイヤ」を履いている点だ。

カラーリングで赤「コロッシレッド」の設定があるのも特徴。


TIGER900 Rally

「RALLY」モデルはオンもオフもいけるいわゆる「デュアルパーパスモデル」

外見上の特徴は「ゴールドのフロントフォーク」、「スポークホイール」で「ブロックタイヤ」を履いている点だ。

カラーリングで緑「マットカーキグリーン」があるのもRALLYだけ。


サスペンションの違い

「GT」はMarzocchi製!

GTシリーズは前後プリロード調整機構付きMarzocchi製のサスペンションとなっている。正直、バイク初心者な私はMarzocchi製と聞いてピンとこない。

「Pro」モデルは後輪のみサスペンションが電子調整機構付き!

GT ProモデルのみTFT液晶画面でリアサスペンションの調整ができる。

4つの負荷設定と9つの減衰設定が可能。

ちなみにRally Proには電子制御サスはつかない。

RALLYはShowa製!

RALLYシリーズは前後共にShowa製手動でのプリロード調整機構付きサスペンションだ。

RALLY Proも前後共に「手動調整」な点に注意だ。


シート高

タイガー900全車種シートの機構を調整すれば20mmローダウンが可能だが、モデルによって初期設定が異なる。

GT/GT Proは810mm-830mm

RALLY/RALLY Proは850mm−870mm

RALLYはオフロードに振っているのでシート高はかなり高い。


「Proにのみ」ついてる機能

MY TRIUMPH コネクティビティ内臓システム

Bluetooth接続によるスマートフォンとの連携機能だ。電話に出たり、ナビを表示させたりできる。

また、GoProと接続することができ、撮影開始、終了などの操作がバイク側の操作でできる。

ちなみにナビは「Googleナビ」な訳だが、地図が出るわけではなく、「方向のみ画面表示」、スピーカーをつなげればナビ音声が出る仕様なので、正直いるかどうかはわからない。


クイックシフター

シフトアップとダウン両方に対応するクイックシフターを装備。

全車種トルクアシストクラッチでクラッチは軽いはずだが、あると便利。


シートヒーター(タンデムシートも!)

「グリップヒーター」はタイガー900全車種に標準装備なのだが、寒い冬はあると最高に嬉しい「シートヒーター」。

さらに「タンデムシート」側までヒーターがある。素晴らしい。

これで多くの人が荷物も温めることができるであろう。


ライディングモード

「無印」は4種類のライディングモード!

「Road」「Rain」「Sport」「Off-Road」。これで十分な気はする。

「GT Pro」は5種類のライディングモード!

「Road」「Rain」「Sport」「Off-Road」「Rider-Programmable」

ライダーが細かく設定できるモードが追加される。

「RALLY Pro」は6種類のライディングモード!

「Road」「Rain」「Sport」「Off-Road」「Off-Road Pro」「Rider-Programmable」


空気圧モニタリングシステム(TPMS)

タイヤが適正な空気圧以下になると警告がモニターに出る空気圧監視システムが導入されている。

バイクを屋外保管している方や、冬場は空気圧が変化しやすいので便利だ。


バックライト付きスイッチハウジング

バックライト付きのスイッチ類。無印にはないらしい。細かいが便利。

普通のバイクはあってもなくてもだが、アドベンチャーバイクはスイッチが多いので、このクラスには夜間走行時にあるとすごく助かると思う。


ちょっと惜しい点

ヒルホールドコントロール機能がない

コーナリングABSを装備している点から、おそらく6軸センサーが入っていると思われる。

Proモデルの価格が、乗り出し200万円弱である点を考えてもヒルホールドを入れて欲しかったなと個人的には思う。

スズキのVストローム1050は150万以下で入っているのでそう思う。グリップヒーター、シートヒーターはないのでなんとも言えないが、ツーリングは楽になるのになと思う。

みなさんの参考になれば幸いである。

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