かっこいいカーボンサドルは外したくないけど乗り心地はフカフカ快適にしたい方に朗報です。
私のロードバイクのサドルは、軽さとスピードを求め、拷問椅子として名高いカーボンサドルをこれまで使用してきましたが、やはり乗り心地は最悪。カーボンに表皮を貼っただけの軽さと剛性をひたすら求めた簡素なサドルです。
でもサドル交換は面倒なので手軽な方法を模索していた時にたどり着いたのがクッションサドルカバー。なんか良さそうなので購入してレビューしてみます。
商品は大型サドル用、小型サドル用、小型サドル穴あき用と3タイプありますので注意してください。
今回は穴あきサドル用を購入しました。
目次
パッケージ
特にパッケージはありません。ファスナー付きの袋に入ってやってきます。
簡易包装です。
袋の中にはクッションサドルカバー本体と、加えて雨が降った時用のレインカバーば付属します。
レインカバーは開くとこんな感じ。普通のビニール袋です。
サドルカバー詳細を見る!
持った感じはコシがあるしっかりとした素材を使っていて、カバーといえどフニャフニャ感は一切ありません。
穴あきサドル用のモデルなので穴あきサドルの形になっています。
裏返すとこんな感じです。
前後の袋にサドルを差し込んで、両脇のマジックテープベルトで固定するという方式になります。
こちらは穴あきサドル用のモデルですので、穴あき部分は窪みになっています。
かなり立体的な作りになっていることがわかりますね。
いざ装着!
さあ、泣く子も黙るスペシャライズドS-WORKSのカーボンサドルです。
軽量高剛性な反面、拷問サドルとして有名なサドルですが、こちらをフカフカ快適サドルにしていきます。
まず後ろ側の袋を差し込んでいきます。
後ろがハマったら思いっきり前に引っ張って、前側もはめていきます。
力の入れ具合に迷いがあると前側をはめるのがちょっと大変ですが、思いっきり行けば案外簡単にはまります。
ここまでくれば9割完成。
両脇のだらっと垂れ下がったベルトをサドルのレール下に回してマジックテープで止めれば完成です!
フカフカ立体的な使用感レビュー
一つ難点を挙げるとすれば、サドルのクッションが厚いせいで、せっかくポジションを出した方も、気になる方はサドル調整をし直さないといけないという点です。
座る前はプラス2cmぐらい上がりますが、ほぼクッション材なので座れば沈み込んでプラス1cmもいかないかもしれません。
肝心のフカフカ具合ですが、私の使い方のようにサドルのベースが硬いカーボンサドルの場合は、体重を乗せると、カッチカチな板が底にあることが感覚的にわかります。
正直なところ、元からサドル自体が分厚く、スプリングが入っていたりしてフカフカに出来ているサドルと比べると思ったほどではないでしょう。
パッド入りのレーサーパンツを履いて乗っている感覚に近いと思います。
私はドグマF8ママチャリ化計画を遂行中なので、レーサーパンツを履かなくても普段使いできるサドルになったことは嬉しい限りです。
今までのカーボンサドルでは地面からの突き上げ感がひどくて乗るのを躊躇することが多かったのですが、これであれば路面からの衝撃も吸収され、ちょっとのサイクリングも楽しみになりました。
サドルに被せるだけです。さらに良いサドル買うよりも安かったりします。
商品は大型サドル用、小型サドル用、小型サドル穴あき用と3タイプありますので注意してください。
皆さんの参考になれば幸いです。