ボンネビルスピードマスターを納車してから4年目を迎え、改めて車両インプレをしていこうと思います。今回はその中でも自分的良い点というか、好きなところを挙げていこうと思います。
やはりスピードマスターといえばトライアンフの中でも最も存在感の薄いモデルとして君臨しており、あまり大手のメディアやブログでは評価やインプレが掲載されていないのが現状です。情報が少ない車種ですので、スピードマスターが欲しくてたまらない方にとって参考になれば幸いです。
目次
おそらく10年以上色褪せないデザイン
なぜこのバイクを買ったかというと、ただただ「かっこいい」と思ったからです。
ネイキッドというのか、クルーザーというのかは曖昧ですが、ブリティッシュスタイルの昔ながらの構成です。
特にタンクのデザインには惚れました。黒に広がる白い領域。さらにコーチラインというゴールドのラインが入っています。この塗り分けがまたがった瞬間にこれだと思ったのを覚えています。
シートがライダーとタンデムとで分かれているのも私の中で結構ポイントが高かったです。
ボンネビルシリーズは長いベンチシートが一般的ですが、こちらは別体式。戦後間も無くの、よりクラシックなバイクを彷彿とさせるシートとなっています。
状態の良い1940年代や1970年代等の何十年も経っているバイクが未だに高値で取引されているように、このバイクのデザインは流行り廃りがない、永遠にかっこいいと言われるデザインだなと思います。
水冷だけど水冷っぽくないデザインのエンジン
ハーレーのスポーツスターが水冷となってしまい、ツルツルな表面になってしまった昨今ですが、エンジンフィンがちゃんと切られているエンジンは見ていて癒されます。
トライアンフはここがうまいですよね。
必要か必要でないかは置いておいて、クラシックなデザインのバイク好きには必要なポイントなのです。
もちろん大きなラジエターコアが付いているので、夏の渋滞にはまってもオーバーヒートはしたことがありません。
エンスト知らずのトルクフルなエンジン
間違えて2速や3速発進で発進しようとしなければ、エンストすることはほぼありません。
もちろん2速発進やらかしてもエンストはほぼしませんので安心してください。
半クラッチを繋いだ時の、あの前に行こうとする力は癖になります。
野太いマフラー音
もちろん1200ccもあるので迫力のある排気量を奏でます。
ノーマルでも重低音がちゃんと出ているので心地よい音をさせてくれます。
ハーレーのようなバリバリとしてうるさい感じではなく、あくまでもブリティッシュスタイル。
バッフルの効いた聞いていて心地の良いものとなています。
低いシート高で足つき抜群
シート高は705mmで身長168cmでも足つき抜群です。
かかとまでべったり着いて膝も少し曲がります。
やはりつま先で足を着くと疲れますし、さらには両足が常に水平とは限りません。地面が窪んでいたり、斜めになっていたりするので、あれっ地面がない!っていうことになりませんのでより冷や汗をかかずに済みますね。
リラックスできるポジション
プルバックしたハンドルがこのバイクがポジションの良さを際立ててくれます。
身長168cmだと上体は完全に直立せず、数センチ前かがみになるのですが、これが絶妙です。
バーハンドルやセパレートハンドルのような前傾戦闘体制ポジションではないので、乗りながらリラックスできる、癒し系バイクなのです。
クルーズコントロールはいい!
クルーズコントロールは初めの何年かはあまり使いませんでしたが、あったら本当に便利だと気付きました。
あらかじめ、クルコン起動ボタンを一度押してスタンバイ状態にし、希望の速度に到達したらすぐにもう一度クルコンボタンを押すと速度が維持されます。
人間が手動操作で速度を維持しようと思うとかなり雑になるので、燃費も良くありません。
その点コンピューターはじわりじわりとスロットルを開け閉めしてくれますので効率的に速度調整してくれますので燃費向上にもつながります。
大型の割に燃費は良い
やはり燃費は重要です。タンク容量が12リッターしかありませんから燃料消費量は気になります。
ボンネビルスピードマスターは大型バイクですが、信号で止まらなければリッター30km前後行きます。
ギアを3速以上で走ることができれば燃費は向上するイメージです。
なので時速40キロ以上100キロ未満で走り続けられればリッター30km以上は行きます。
しかし、現実は信号で止まることが多いので平均するとリッター20ちょいくらいに落ち着くこととなります。
悪い点もあるが、この良い点だけでも手放せない
次回は悪い点を挙げていきます。悪い点も癖があるので、人によっては敬遠するポイントではあると思いますが、良い点だけでも買う理由の大半になります。
やはりデザインが買った理由の95%を占めたというのが本音です。
試乗しないで購入したので乗り味とかは気にせずに、またがった瞬間のフィーリングで決めました。
皆さんの参考になれば幸いです。
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