現行唯一の400cc4気筒「ZX4R SE」の実車にまたがってきましたので、その詳細と足つきを見ていきましょう。
2024年モデルはサスペンションが豪華でカワサキグリーンカラーのKTRエディションの「RR」と、エンジンスライダーやスモークスクリーン、USB端子を搭載する「R SE」の2種類が日本では販売されています。
「ZX-4R SE」のカラーは今回またがった車両の「メタリックフラットスパークブラック × メタリックマットグラフェンスチールグレー」と「キャンディプラズマブルー × メタリックフラットスパークブラック」の2色です。
価格は1,122,000円(税込)となります。
それでは詳細を見ていきましょう。
目次
フロントカウル
フロントフェイスはニンジャシリーズお馴染みの顔をしています。
ラムエア加圧用の大きな空気取り入れ口があります。グレーのカラーは黒と緑のラインが入っています。
おそらくZX4Rというデカール以外の造形は250cc4気筒のZX25Rと共通かと思いますが、近くで見るとなかなか複雑な造形をしています。
カウルの側面も段々のフィンのようになっていて見ていて飽きない作りになっていました。
最高出力は77馬力 (14,500回転)、ラムエア加圧時は80馬力を発揮します。
高回転エンジンを冷却するためにカウルにエアインテークが設けられています。
液晶メーター
新型のZX25Rもアナログから液晶メーターへと変更となりましたが、ZX4RもTFT液晶メーターを搭載しています。
スマートフォンコネクトを搭載し、Bluetoothで車両と接続し、車両の詳細情報を確認することができます。
タンク容量は15リットル
タンク容量は15リットルとZX25Rと同じです。
燃費はWMTCモードで20.4km/Lですので、300kmくらい走れるかも知れません。
ちなみにZX25Rの燃費は18.7km/Lなので、400ccのZX4Rの方が回転を落として走れる分、燃費は良くなっています。
シート高 800mmで足つきはどうか
気になる足つきですが、身長168cmでかかとまでは着きませんでした。親指の付け根が着くくらいです。
つま先のブーツの厚みは1.5cm程度です。
シート高785mmのZX25Rは両足かかとがベッタリ着きましたが、ZX4Rは足つきが数値通りに悪くなっているので、身長が170cm以下の方は注意が必要です。
ZX25Rとほとんど同じ車両設計かと思いきや、サスペンションが長くなっているのかシート高に違いが出ています。
皆さんの参考になれば幸いです。
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