ショウエイから新フルフェイスヘルメット「X-Fifteen(X-15)」が日本でも正式発表されました。前作「X-Fourteen(X-14)」もその高性能でかっこいいデザインから人気のヘルメットでしたが、ついに2023年の1月に新作が発売されます。
新型ということで空力性能は向上しているようですが、重量が増え、価格がかなりの上昇を見せています。
今回は気になる変更ポイントを見ていきましょう!
目次
デザインは角ばってかっこいい
↑こちら新作のX-15です。空力性能を上げるべく改良されたのが今回の設計のポイントです。
↑こちらが前作X-14です。ぱっと見の違いはおでこ部分の形状でしょう。
おでこ部分のスタビライザーがより角ばって大きくなった印象です。
よりカクカクしてかっこよくなりました。
各所のスタビライザーを改良することで、ヘルメットが浮き上がる力を軽減することに成功しているようです。
より高速域で安定するヘルメットとなりました。
重量がそこそこ増加
重量増加も今回のホットトピックだと思います。進化したはずなのに重量増とは何事だというのが率直な感想です。
鍛えられていない一般人の首はデリケートな箇所なので、軽ければ軽いほど正義だと思うのですが、重量増でX-15は登場しました。
前作のX-14は1,386グラムでした。
新作のX-15は1,450グラムと64グラム増加しました。
ちなみの上記の重量はヨーロッパ規格の重量のため日本規格だとプラス200グラムほど重く、X-14がMサイズで1624グラム程度のようです。
そうなるとX-15が1700グラム近くなることが予想されます。
誤差の範囲かもしれませんが、ため息が出ます。
価格は8,800円アップ
新作X-15は74,800円(税抜価格68,000円)という価格設定となりました。
前作のX-14は66,000円(税抜価格60,000円)で税込8,800円の価格増です。
結構の価格アップですよね。世界情勢のせいでしょう。多分。物価上がってます。
X-15のデザインはかっこいいがARAI RX-7Xが安く感じる
SHOEIヘルメットを比較する上で、欠かせないのがARAIの存在。
フラッグシップのRX-7Xの重量は約1620グラムで価格は61,600円(税込)です。
ARAIが新作を出してきたら同じくらいになってしまうかもですが、プラス1万円以上はなかなかの価格差。
だが、丸っこいより、角ばって空力特性に優れていてレーサーっぽいのが好きな方にはX-15は魅力的に見えます。
皆さんの参考になれば幸いです。