
2025年7月、東京駅丸の内口すぐの新丸ビル4階に、ザ・ノース・フェイスの新旗艦店 「THE NORTH FACE 丸の内」 がついにオープン。パフォーマンス、ライフスタイル、ファッションといった全カテゴリーが揃い、丸の内エリアでは初となる本格的な展開店として注目を集めています。
今回の記事では、実際に店舗を訪れた筆者が、新丸ビル内での店舗へのアクセス、そして店内の様子や限定Tシャツまで詳しくレポート!
都市と自然が調和する空間で、ブランドの世界観を存分に体感できるTHE NORTH FACE丸の内の魅力をお届けします。
目次
東京駅直結!THE NORTH FACE丸の内が新丸ビルにオープン

▶︎ 丸の内エリア初の全カテゴリー展開店
2025年7月、新丸ビル4階にオープンした「THE NORTH FACE丸の内」は、これまでの銀座・日比谷店舗とは異なり、パフォーマンス・ライフスタイル・ファッションの全カテゴリーを一堂に揃えた、丸の内初のフルライン展開店舗です。アウトドアウェアはもちろん、都市生活にマッチするライフスタイルウェアや小物、キッズ・ウィメンズラインまでが充実。ビジネス街でありながら、週末のショッピングや観光客の訪問にもぴったりな立地で、国内外問わず多くの来店が予想されます。
品揃えだけでなく、都市にいながら自然とのつながりを再確認できる空間設計も魅力。機能性とデザイン性を兼ね備えた製品のラインナップに加え、アウトドアと街が交差するコンセプトが体感できるのは、ここ丸の内ならではのポイントです。
▶︎ ブランドの世界観を体感できる旗艦店

THE NORTH FACE丸の内は、従来の直営店を超えて、ブランドの世界観を多面的に体感できる“都市型旗艦店”としての役割を担います。店舗には、これまでのアーカイブ展示の一部も設けられ、アウトドア文化とブランドの歩みを感じられるコンテンツが用意されています。また、オープン記念として「JAPAN SPECIAL MAKEUP PRODUCTS」も展開され、訪れるだけでブランドの歴史と革新を同時に味わえる空間に。
同じく都心に位置する銀座「UNLIMITED」、日比谷「PLAY」との三拠点構成により、丸の内店はより“ライフスタイル”と“都市”にフォーカスした提案型の店舗となっています。アウトドアファンはもちろん、日常で使える高機能ウェアを求める都市生活者にも響くラインナップが揃っています。
▶︎ 「Feel nature within yourself.」が息づく空間デザイン

「THE NORTH FACE丸の内」の店舗デザインコンセプトは、“Feel nature within yourself. ― 自分の中に自然を感じる”。この言葉通り、都市の中にいながら自然との調和を感じさせる内装が印象的でした。木や石を基調としたナチュラルな素材使いに加え、自然光を意識した照明、柔らかな曲線を描く什器配置が、訪れる人を穏やかに迎えてくれます。
また、店舗空間には丸の内という歴史ある街の質感も反映されており、クラシックでありながらモダンな雰囲気が漂います。自然と都市の“グラデーション”を意識したこの設計は、日々の暮らしの中で自然を感じることの大切さを思い出させてくれるようです。ショッピングの合間に、心が整うような“都市の中の自然”体験を提供してくれる、それがこの丸の内店の最大の魅力と言えるでしょう。
【行き方ガイド】THE NORTH FACE丸の内
▶︎エスカレーターで上がる場合

エスカレーターで1Fや地下から上がる場合、4Fに着いたら右に曲がって、時計回り。エスカレーターの反対側に行きます。

するとエスカレーター反対側。下りエスカレーター前にノースフェイスが現れます。
▶︎館内で迷わない!新丸ビル4Fへの館内導線
新丸ビルに入館後は、1Fからも4Fまで直通する専用エレベーターを利用するとスムーズです。
エレベーターから出て左手にすぐノースフェイスのお店を見ることができます。
✅ 店内レポート|全カテゴリーが揃う圧巻のラインナップを紹介
▶︎ アウトドアからライフスタイルまで全ジャンル展開

店内に一歩足を踏み入れると、その店舗の広さに驚きます。
L字の形状かなと思いきや、さらに奥深くまで店舗スペースがありました。

お店は東京駅舎の正面を向いているので、店舗の窓から東京駅舎が見渡せます。新丸ビルならではのかなり特別な空間です。
そして驚かされるのは商品ジャンルの豊富さ。アウトドア向けの本格的なウェアやギアはもちろん、街中で気軽に取り入れられるライフスタイルアイテム、デザイン性の高いファッションラインまで、THE NORTH FACEの世界観がジャンル横断的に広がっています。
パフォーマンス重視の登山用ジャケットや機能性の高いパンツなど、本格アウトドア愛好家も納得のラインナップが充実。一方で、普段使いしやすいベーシックなスウェットやTシャツ、人気のロゴアイテムなど、カジュアル層にも刺さる商品が多数揃っていました。
またバッグやキャップ、シューズ、ウォーターボトルなどのアクセサリー類も豊富。店内中央や壁際に美しくディスプレイされており、見ているだけでコーディネートのアイデアが湧いてきます。あらゆる層の来店者にとって「欲しい」が見つかる空間、それがTHE NORTH FACE丸の内の大きな魅力です。
▶︎ ウィメンズ・キッズラインの品揃えも充実
この店舗のもう一つの特徴は、ウィメンズ・キッズのラインナップがしっかり確保されている点です。入り口近くや壁面にレイアウトされたウィメンズコーナーでは、スタイリッシュでありながら機能的なアウターやトップス、日常使いにぴったりのカジュアルアイテムが数多く並んでいました。
色使いやシルエットも都会的で、スポーツブランドの枠にとどまらない洗練された印象。おしゃれに敏感な女性たちも満足できる品揃えで、「街で着るノースフェイス」を楽しみたい方におすすめです。
キッズエリアも見逃せません。耐久性のある素材や防寒機能を備えたアウター、アクティブに動けるパンツやTシャツ類が豊富に展開されており、家族連れでのショッピングにも最適。特に親子リンクコーデが楽しめるアイテムや、ギフトにもぴったりな小物類も多数あり、見ているだけで楽しい空間です。
▶︎ 都市と自然をつなぐ内装デザインと雰囲気

THE NORTH FACE丸の内店の内装は、ただの物販空間ではありません。ブランドが掲げるコンセプト「Feel nature within yourself. ― 自分の中に自然を感じる」が、随所に息づいた設計になっています。木材や石材を贅沢に使った什器、温かみのある間接照明、曲線的なディスプレイの構成が、自然と都市が調和する心地よい雰囲気を醸し出しています。
特に印象的だったのは、エントランスから店内奥にかけての緩やかな空間の流れ。まるで森林の中を散策するような導線で、視線の先々に興味を引くアイテムが配置されており、自然と足が止まります。
また、シーズンビジュアルや映像コンテンツの演出も洗練されていて、買い物だけでなく“ブランドを体験する場所”としての魅力も感じられました。喧騒の東京駅すぐという立地にありながら、ここでは少しだけ時間がゆっくり流れているような、そんな不思議な感覚に包まれます。
ここでしか買えない!限定Tシャツ「S/S ShikkokuHakezome Square Logo Tee」を紹介

▶︎ 漆黒を纏う職人技のTシャツとは
THE NORTH FACE丸の内のオープン記念として登場した「JAPAN SPECIAL MAKEUP PRODUCTS」の中でも、ひときわ存在感を放っていたのが「S/S ShikkokuHakezome Square Logo Tee」です。店内で一際目立つ位置に陳列されており、その深みのある黒と独特の風合いに思わず目を奪われました。
このTシャツは、京都の老舗染色工場「京都紋付」による伝統技法「深黒加工」を採用。100年以上にわたり黒紋付一筋で染め続けてきた匠の技が活かされており、まさに“日本の職人技が光る一枚”といえます。さらに、職人が一点ずつ刷毛で色を抜く抜染作業を施しているため、すべてが一点モノ。同じ商品名でも、それぞれに異なる表情が楽しめます。
▶︎ 「京都紋付」の伝統技法と抜染デザイン
このTシャツの魅力は、ただの「黒」ではなく、“漆黒”という表現がぴったりな深さと艶を持つ黒色にあります。深黒加工により光を吸い込むかのような色味が表現され、着るだけで圧倒的な存在感を放ちます。そして、そこに加えられた手作業による抜染が、見る角度によって柄の出方や風合いが変わる独特の美しさを生み出しています。
背面にはブランド定番のスクエアロゴがあしらわれ、伝統と現代性が見事に融合。和の精神をまといながら、街で着てもスタイリッシュに映える、まさに現代的なジャパンプロダクト。プレミアム感も高く、ギフトやコレクターズアイテムとしてもおすすめです。
▶︎ マキシフレッシュ採用の高機能素材も魅力
このTシャツは見た目のインパクトだけでなく、機能面も抜かりありません。素材は綿70%、再生繊維(マキシフレッシュ)30%を使用。マキシフレッシュは、抗菌・防臭・消臭機能を兼ね備えた高機能素材で、汗をかきやすい夏場やアウトドアシーンでも快適に着用できます。
実際に手に取ると、生地には適度なハリ感としなやかさがあり、肌触りも良好。デザイン性と快適性を両立している点は、さすがTHE NORTH FACEといった印象です。価格は税込18,700円と少し高価ですが、伝統技法+高機能素材+一点物という価値を考えれば納得の一着。
数量限定での販売となっているため、気になる方は早めのチェックがおすすめです。
THE NORTH FACE丸の内の基本情報まとめ
▶︎ 住所・営業時間・売場面積
「THE NORTH FACE 丸の内」は、東京駅直結の新丸ビル4階に位置し、抜群のアクセスの良さが魅力です。店舗の広さは約159坪と、都心の中でもゆったりとした空間が確保されており、ブランドの世界観をじっくり堪能できます。
- 店舗名:THE NORTH FACE 丸の内
- 所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル 4F
- 営業時間:
平日・土曜 11:00~21:00
日曜・祝日 11:00~20:00 - 売場面積:約159坪
※新丸ビルの営業時間に準じて変更される場合があります。
館内にはレストランやカフェ、他ブランドのファッション店舗も多数入っており、ショッピングの合間に休憩できるスペースも充実しています。
▶︎ 近隣の銀座・日比谷店との違い
THE NORTH FACEは都心エリアに複数の店舗を構えていますが、それぞれの店舗にコンセプトの違いがあります。
- 銀座:THE NORTH FACE UNLIMITED
⇒ ハイエンドなスタイル提案に特化し、ビジネスや都市型アウトドアウェアが充実。 - 日比谷:THE NORTH FACE PLAY
⇒ キッズ・ファミリー層にも親しみやすい、遊び心のあるアイテムと空間づくり。 - 丸の内:THE NORTH FACE 丸の内(今回訪問)
⇒ パフォーマンス・ライフスタイル・ファッションの全カテゴリーを網羅する唯一の店舗。アウトドアと都市生活をシームレスにつなぐライフスタイル提案型。
特に丸の内店は、都心のど真ん中でブランドの全体像を一望できる“ハブ”的な存在です。
▶︎ 観光・ショッピングと一緒に楽しむ丸の内の魅力
新丸ビル周辺には、観光やショッピングにおすすめのスポットが多数あります。例えば:
- 東京駅丸の内駅舎のレトロ建築やライトアップ鑑賞
- 丸の内仲通りの散策やベンチカフェ休憩
- KITTEや丸ビルでのランチ・ディナー
- 皇居周辺ランニングや散歩コース
THE NORTH FACE丸の内は、観光・ショッピング・仕事帰りのすべてのシーンに組み込みやすく、目的を問わず立ち寄れる“都市型アウトドア拠点”として活躍する存在です。