モビリティショー2023で発表されたカワサキKLX230 2024年モデルの実車を見てきました。オフロードらしく、軽量で軽快な車体に仕上がっていると思います。
日本発売のアナウンスはありましたが詳細の発表はまだです。前作の価格が495,000円でしたので、50万円台後半くらいで出てきそうです。
しかし、川崎の公式サイトには以下のようなメッセージがあり、足つき性向上とシート厚の増加で快適性を向上させたようです。前作のシート高は885mmですのでなかなか厳しい車両でありましたが、若干の改良が見られるようです。
またスマホ接続やABS解除も追加。
ビギナーからベテランまで幅広いライダーに向けたデュアルパーパスモデルKLX230。フレームとサスペンションの最適化により、良好な足つき性と前後ホイールトラベル、シート厚の増加を実現、オフロード走破性と快適性を向上させています。また、ヘッドライトの小型化や、レース専用モデルであるKXシリーズを彷彿とさせるカラーとスタイリングを採用し、スポーティな印象を付加しています。さらに、走行状況に応じてABSを解除することが可能なABSオフスイッチ、新しいライディング体験を提供するスマートフォンコネクティビティを搭載。よりオフロードライディングを楽しめるモデルとなっています。
https://www.kawasaki-cp.khi.co.jp/mobilityshow2023/
ハードなオフロードレースバイクのイメージを払拭するべく、幅広いライダーへ向けたバイクのようです。
目次
ヘッドライト
ヘッドライトは薄型のLEDとなり軽量化。ウインカーはバルブでしょうかね。
正立フォーク
正立フォークなのは相変わらず。
こういったオフロードバイクは倒立フォークだったりしますが、正立フォークを採用しています。
剛性ガチガチでなく、柔らかく乗りやすいのかもしれませんね。
蛇腹のフォークブーツを履いていてダスト対策されています。
フロントホイール・ブレーキ
フロントホイールは21インチ。タイヤはIRC(アイアールシー)井上ゴムバイクタイヤ GP-21を履いています。
フロントブレーキは片押し2ポッドキャリパー。これはメーカー名記載はありません。
ブレーキディスクローターは花びらディスク形状ですが、意外と肉抜きがされていなく、金属多めなディスクローターとなっています。
タンク
タンクは小さそうですね。
前作は7.4リットルでしたので、同じぐらいになりそうです。
タンクはセンター部分のみで、サイドの張り出しは樹脂パーツのようです。
燃料による重心の変化が少なく、安定して走れそうな設計ではありますが、ちょっとロングツーリングは厳しいかと思います。
前作の燃費はリッター33.4km(WLTCモード)だったようですので、300km行かないですね。
エンジン
エンジンスペック詳細はまだ公開されておりませんが、前作同様なら232ccでしょう。
排ガス規制に対応して出てくるはずですので、多少のスペック変更はあるかもしれません。
W230やメグロS1とは似ていますが、ちょっと違うかもしれませんね。
クランクケースカバーがゴツゴツしていてオフロード感あります。
エンジンから伸びるエキパイが下に下がってからの上に上がる感じが見ていて楽しいです。
フレームはエストレアとかと同じ、一本から2本のダウンチューブに分かれていくセミダブルクレードルフレームを採用し、軽量化を図っています。
ハンドルとメーター
ハンドルは補強のバーがついたモトクロスバーハンドルタイプです。
メーターは細長いフルデジタル液晶メーターを引き続き採用しています。
ハンドルスイッチを見ると左手内側に赤いボタンがついています。これが新たに追加されたABS解除スイッチでしょうか。
シート
シートは本格オフロードバイクらしい、細長いシート。
ポジションの自由度が高まって、さらに足つき性も良くなっています。
今回のモデルチェンジでシート厚も厚くなり快適性が向上しているとのことです。
シートカラーもブラックにサイドは車体同色のグリーンのツートンカラーとなっています。
アルミ製スイングアーム
本格オフロードモデルということで、フレームも見事。アルミ製スイングアームが美しいですね。
マフラー
マフラーはアップマフラー。サイレンサーはスリムでシルバーカラーがすっきりとした印象です。
リヤホイール・ブレーキ
リヤホイールは18インチ。タイヤはIRC(アイアールシー)井上ゴムバイクタイヤ GP-22を履いています。タイヤサイズは4.10-18。
リヤブレーキは片押し1ポッドキャリパー。メーカー名記載はありません。
テールライト
テールライトはLEDのようです。ウインカーはバルブでしょう。
これぞオフロードバイク!
近年ではセローも発売終了となり、ホンダのCRF250シリーズぐらいとなった国産公道走行可能なオフロード車。アドベンチャーモデルは人気ですが、このオフロードバイクは一般的に好みが分かれるデザインですので、好きな人にはハマりますが、なかなか万人に受け入れられないカテゴリーでしょう。
そこを本当にオフロード好きな人向けにこのカテゴリーを絶やさないカワサキさんとホンダさんは素晴らしいなと思います。
見るからにシート高は高く、足つきは悪い部類に入りますが、乗ってみると、軽量でサスペンションがよく動く、乗っていて楽しいバイクかと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
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