ホンダの公式ツイッターでCB1100 EX/RS ファイナルエディション(Final Edition)の発表でCB1100シリーズの生産終了が示唆されています。
CB1100といえば大型バイクでは珍しい空冷4気筒モデルです。現行車の中でも空冷4気筒は世界でも唯一。さらに国内メーカーでリッターオーバーの空冷エンジンはこのモデルぐらいでしょうか。
目次
2021年は空冷エンジン終焉の年か
空冷エンジンは水冷エンジンと比べ、エンジン出力性能や燃費等で不利とされ、合理化された時代の流れとは逆行するエンジン形式です。もはやロマンのために存在すると言っても過言ではありません。
そのマイナスの反面、エンジンの冷却フィンの造形の美しさや、エンジン音に独特の味があり、空冷エンジンの方が好みの方も多く存在します。
2021年はSR400がファイナルエディションを発表し、ハーレーが水冷エンジンのスポーツスターシリーズを発表しました。
排ガス規制の関係もあるのでしょう。CB1100もついにファイナルエディションが発表されてその終わりを迎えようとしています。
台湾ホンダでファイナルエディションの姿が公開!
日本ではまだ公式に発表されていませんが、台湾のホンダでCB1100RSファイナルエディションの姿が一足早く公開となりました。
カラーは2色です!
マットブルー
GB350で採用されたマットブルーです。
正式には「マットジーンズブルーメタリック」という名称です。
シートがブラウンなのも特徴です。
クラシックレッド
赤なのですが、写真ではマットなのか艶なのかはあまり判別できません。
台湾ホンダのHPに「經典紅」という色名が載っていたので調べてみると、
クラシックレッドという名前だそうです。
おそらく艶ありの濃いめの赤であることが想像できます。
ファイナルエディション発表と共に中古価格上昇
またまた残念なお知らせです。
ハーレーのスポーツスターでも同じ現象が起きましたが、この空冷大型4気筒の終焉の兆候からCB1100RSの中古価格が上昇してきています。
新車価格は1,403,600円(税込)です。
じわじわと上昇していっています。
全てではありません。
2021年9月現在は過渡期のようなので、まだ中古車で100万円ぐらいのものも見かけます。
まだ間に合います。
空冷の4気筒はおそらくCB1100シリーズが最後でしょう。
欲しい方はお早めに。
皆さんの参考になれば幸いです。