メグロK3の発表会場に珍しい旧車「メグロ ジュニアS2」の展示がありました。
このジュニアS2は250cc単気筒エンジンということで、よく見るとカワサキの「エストレア」によく似ています。
メグロ製作所といえば最近メグロK3で話題ですが、1964年に経営破綻、カワサキに吸収合併された日本のバイクメーカー。合併後はカワサキのクラシックなモデル「Wシリーズ」としてカワサキの中で生き続けています。
今回展示されていた車両は大変珍しいカットモデルなので内部構造が見れましたのでぜひご覧いただきたい!
目次
説明書き
1954年製。「ジュニアS」からの進化ポイントは、ミッションが3速から4速になった点です。
外観
250ccならではのスリムさ、軽快感があります。現代でも通用する無駄のない美しいフォルムをしています。
フロント周り
フロントフォークはもしや倒立式?スポーティーなモデルのようです。
ブレーキはドラムブレーキです。
タンク造形
「MEGURO」のロゴ。その昔「七宝焼き」だったそうです。
タンクはキラキラしていますね。
エンジン
「エストレヤ」ではだいぶエンジンのデザインが変わってしまいましたが、直立シングルのエンジン設計思想は変わりませんね。
2本のプッシュロッドが印象的。ハーレーのようです。
ハンドル周り
シンプルで小さなスピードメーターとハンドルスイッチ類です。
ハンドルバーもプルバックして非常に乗りやすいモデルだと思います。
メグロの歴史を感じる
こんな旧車を眺めていると、戦後まもなくの日本はこんな車両が街を走っていたんだと感慨深い気持ちになりますね。
そして、改めてこんなクラシックなバイクが自分は好きなんだなと再確認してしまうそんな時間でした。
皆さんの参考になれば幸いです。
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