バイクでもっとも怖いのが走行中の転倒。即死につながる。その原因となる部位は「頭部」と「胸部」の損傷だ。「頭部」を多くの人はヘルメットで守っている。義務だからだ。しかし、「胸部」はどうだろうか。高級メーカーであるクシタニやHYDO、パワーエイジなどは胸部プロテクターは別売り。しかし、プロテクターを入れるとデザインが崩れるということで実際「胸部プロテクター」を入れていない人も多いようだ。そう、義務ではないからだ。そもそもバイクはデザインで乗るものだ。
私はデザイン度外視のコミネ ライディングジャケットを夏用のメッシュ、オールシーズン用で一年中着ているので、胸部プロテクターは標準装備なのであまり気にはしていなかったが、アクサダイレクトのバイク保険加入の特典でもらったコミネの胸部プロテクターを紹介しよう。
私は春夏秋用でパワーエイジのコンフォートライダースジャケットという胸部プロテクターなしのジャケットを持っているので重宝している。
目次
コミネ KOMINE バイク 胸部プロテクター CEマルチチェストプロテクター ブラック フリー 04-697 SK-697詳細写真!
コミネ SK-697の正面を見ていこう。
保険加入特典なので市販のものとデザインが違う。コミネ感がおとなしくなっているデザインだ。デザイン以外の中身は同じなので参考にして欲しい。
プロテクターの素材はプラスチック製。カッチカチだ!
コミネ SK-697は実物を見るとけっこう立体構造!板のような感じでは無いのがプラスポイント!
コミネ SK-697の正面には通気口がところどころ空いているので、夏は止まっていると暑いが走っていれば蒸れずに済むというレベルだ。まあ、このプロテクターをつけていなくても夏は暑いのでしょうがない。諦めて欲しい。
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裏側はメッシュ素材でさらっとするので、夏場も不快感は少ないが、止まっていると暑いとは重ねて言っておく。
裏面は3D構造。真っ平らではなく軽くわん曲して体に少しフィットするような形状だ。
ウレタンが入っているようでフカフカ。衝撃を吸収してくれそうだ。
コミネ SK-697どうやって装着するのか?
正面右下、自分から見て左側の脇下部分のベルトが外れるようになっている。
ホック形状。突起を差し込むタイプ。簡素だ。
ジャケットの下につけるならかさばらなくて逆にいい。
背中側はこんな感じ。4点で止める構造なのできっちり装着すればズレは少ない。背中側は外れる箇所は無い。
あなたにとって必要?不必要?
これを着けているのを街中で見られると少し恥ずかしいが、命を守ってくれていると考えるなら重宝するはずだ。
誰も盗まないと思うので、バイクを降りる時にはヘルメットと一緒にハンドルに引っ掛けるもよし、サドルバッグやシートバッグに入れるもよしという感じだ。
何よりも安くて、軽量。
みなさんの参考になれば幸いである。