2021年やっとネッククーラーが手頃な値段になってきました。夏にバイクに乗る時にはこれまで「ネックファン」という首にかける携帯扇風機を使ってきましたが、外気が熱々な夏本番には効果が薄くなるため「ネッククーラー」をこの度購入してみました。
電動のネッククーラーは、ベルチェ素子という電気で冷却する装置が内蔵されており、首元を冷やしてくれます。
首元は、体温を調節する重要な部分であり、ネッククーラーで冷やすことで体温を下げることができます。
実際に使用してみましたが、その効果はいかに。
目次
パッケージ
箱は厚めの紙を使用しているので高級感があります。
黒を購入したつもりが、白い商品のパッケージなので少しあせりますが、黒白共通のパッケージのようなので安心してください。
クーラーだけではなく、夏はヒーターとしても使える優れものです。
開封してみると、丁寧な梱包です。本体はスポンジの緩衝材の中に入れられ、更にビニールで覆われています。
外観を見る
高級家電のようなビニールテープがついています。
また、塗装感もツルツルで高級感があります。
首元に注意書きがあります。
充電しながら使用しない方が良いようです。
長時間使用するとオーバーヒートしてしまうかもしれませんね。
スイッチ類
電源はスイッチスライド式です。最近のボタン長押しではありません。
その隣には充電用のUSB-Cの口があります。電源用のUSBケーブルに注意です。
その裏面には「COLD」と「HOT」のボタンがあります。
片側にボタン集中型です。反対側のユニットにはボタン類は付いていません。
使い方
1.オンオフボタンをスライドさせオンにします。
(オンにしただけでは起動しません。)
2.オンにした状態で「COLD」ボタンを押すと冷え始めます。
3.もう一度「COLD」を押すと冷えの強度が変わります。
(3段階でパワー調整できます。)
LED表示
実は脇に丸い小窓が付いているのですが、こちらで情報が確認できます。
上の写真は「COLD」起動状態で、「冷却プレートが何度になっているか」表示します。
パワー切り替えを押した際もC1、C2、C3と「強度」を表示してくれます。
電源をオンにした瞬間、短時間だけですが「バッテリーの残量」も表示してくれますので便利です。
光るのが気になる方は「ホットボタンを長押し」すると消えますので安心してください。
ぐにゃぐにゃ曲がります
首にかけるところはラバー製なので曲げたり、広げたり自在に動きます。
首にかける時にストレスがありません。
謎に光りますが消せます
ネッククーラー起動時にユニット内側が七色に光ります。
正直ウザいですが、「クールボタンを長押し」すれば消えますので安心してください。
外での使用感
商品は軽量なので特に重さは感じませんでしたが、首元に張り付くことになりますのでその感覚に最初は違和感を覚えます。
一方で音は静かです。
「中」までは首元ではジリジリ音が鳴っていますが、少し離れるとほぼ聞こえない程度です。
セミが鳴いていればほぼ聞こえないでしょう。
扇風機のネックファンでは音が大きくて結構恥ずかしい思いをしましたが、これなら大丈夫です。
確かに冷えは感じますが、次第に慣れて冷たさを感じなくなるのが弱点です。
しかし、ちょっと位置をズラせばまた他の部分が「冷え」を感じてくれます。
8月の真昼間35度くらいで試してみましたが、強度3段階中の中以上は欲しいところです。
ネックファンは作動音がうるさくて、何か「冷え」が物足りないあなた。ぜひ試してみてください。
バイクでは30点
実際にバイクに乗った際にどう感じるかを述べていきましょう。
時間が経つと冷たくなくなる
まずネッククーラーは触れている部分しか冷やすことができませんので、かなり局所的です。同じ場所を冷やし続けると、不思議と冷たさを感じなくなります。
冷たさに人間は慣れてしまうようで、冷たさを感じなくなったら、少しずらして別の場所を冷やさなければなりません。
その作業をすることが面倒といいますか、運転中は難しいかと思います。
バッテリーの持ちが2〜3時間
バッテリーの持ちが悪いというのが不満点です。おそらく炎天下では中以上の強さにしたいところだと思いますので、そうすると数時間でバッテリーが切れてしまいます。
モバイルバッテリーを併用すれば問題ありませんが、ネッククーラーは軽量ですが、結構かさばるので、モバイルバッテリーもとなると荷物が増えます。
このことを考えるとネッククーラーはお散歩や屋内で使用したほうが良いかと思います。
バイクで冷却装置を使用するなら、扇風機状のネックファンや、ベルトに取り付ける扇風機ベルトファン、そして最近流行りの空調服が良いかと思います。