バイクに乗りながら音楽を聴くためのツールとして、「ネックスピーカー」はバイク乗りのスタンダードになりつつあります。これまではバイクにスピーカーを取り付けたり、ヘルメットにスピーカーを仕込ませたりしていましたが、オプションとして高価であったり、取り付けられないモデルもあったりと制約がありました。
特にヘルメットに取り付けるとその分重量が増え、首にダメージが加わり、ロングツーリングが億劫になるのです。
その解決策として「ネックスピーカー」は救世主となりました。以前の記事「バイク乗りでも音楽が聴きたい!ネックスピーカーという選択」という記事は検索上位に表示され多くの方に読んでもらい、ネックスピーカーの普及に貢献しております。
さて、あれから何年か経過し、ネックスピーカーも進化しているようですので「改良版」を購入してみました。その進化を検証してみましたので是非ご覧ください。
目次
購入!開封!
旧型の箱はシンプルな紙感のある箱でしたが、新型は綺麗なお姉さん箱となってよりポップな感じに仕上がっています。
さあ、開けてみましょう!
箱を開けるとネックスピーカーがそのまま入っています。ビニール袋に入れられていますが、緩衝材はありません。耐久力の高さを物語っています。笑
付属品
ネックスピーカー本体と保証書やケーブルなどの付属品の袋が入っています。
- ネックスピーカー
- 充電用micro USBケーブル
- 取扱説明書
- 安心保証カード
日本を意識した富士山デザインの安心保証カードが目を引きます。
操作ボタン
右手側
首にかけて右手側から行きましょう。
外側に「曲戻り送り」ボタン
上に「再生/一時停止」ボタン
右手側の内側に充電用のmicro USBケーブルの差し込み口があります。防水モデルですのでちゃんとゴムの蓋が付いていますね。ある程度しっかり閉じてくれる感触です。
左手側
首にかけて左手側を見ていきましょう。
外側に「音量のプラスとマイナス」ボタン
上に「通話ボタン」
内側に「電源ボタン」
旧型はこの電源ボタンが外側についていました。
バイクに乗っていると荒れた道を通ることがあります。荒れた道で車体が揺れた瞬間、ライディングジャケットとネックスピーカーがぶつかり、その拍子で外側に付いていた電源ボタンがスライドされ、勝手にオフになるトラブルがありました。なのでこの内側への移動はとてもありがたいのです。
旧型と比較!
私の所有している旧型と比べてみましょう。
メーカーは謎のメーカーBlueninで同じです。
デザインはかなり無骨な感じから変化しました。安っぽいプラスチックに六角形デザインというものから、シルバーを取り入れたスタイリッシュな感じになりました。
曲がる
一番の変化は素材がオールプラスチックから、ラバーを取り入れて曲がるようになったことでしょう。
旧型は全てカッチカチに硬くて全くネックスピーカーの幅が変えられませんでした。
よって首にかけるときは首の真後ろから差し込むしかありません。首が太い人は着けられない方もいたようです。さらに着け方が分からずにスピーカーをバキッと折ってしまった方もいるようです。
そこを改良したのが一番のポイントではないでしょうか。
ペアリング方法・使い心地
ペアリングはとても簡単でした。
電源をつけると、何もボタンを押さずにスマホに型番が出てきます。スマホ側で接続をタップするとすぐに接続できました。
うまくいかない人は、四角い「通話ボタン」を2回押すとリセットされ、再接続できるようになるそうです。
装着感は良好です。
旧型と比べると10gほど重量が増えたので、持った感じは少し重さを感じました。
しかし、実際に首に掛けてみるとその重さは感じませんでしたので、10gの差はあまり大きくは感じないようです。
音質は?
音質は期待しないほうが良いです。
前モデルもそうでしたが、やはり低音はスカスカですね。
これも屋外がメインだと考えられているからでしょう。低音は広い屋外では響かせられないのでより聴きやすい高音をメインにしている音質です。
ナビの音声は非常に聞き取りやすいですね。
外で、バイクに乗りながら聴くという「聴く」に特化したスピーカーです。
防水性も「IPX4防水」クリアで多少の雨でも大丈夫です。バイクでの使用のために作られたような商品ですね。
また、フル充電で「15時間連続再生」ですので、バイクに乗っている時間は余裕でカバーできるバッテリーの持ち具合です!
あなたのバイクライフを変えるかもしれないネックスピーカー。
とても安価ですので、是非一度試してみてください。
皆さんの参考になれば幸いです。