ハーレーの電動バイクである「LiveWire (ライブワイヤー)」が2021年に日本でも発売が決定しました。それに先駆けて神田明神で行われたお披露目展示に行ってきました。ここでは周りから観察するだけで跨がれませんでしたが実車の様子を写真に納めてきましたので是非ご覧ください。
目次
カラーは2色!
ビビッドブラック
伝統的なハーレーのブラック。定番カラー。
オレンジヒューズ
つや消しのオレンジという感じです。
今回発表された日本仕様では、つや消しゴールドの「イエローヒューズ」はラインナップされませんでした。
シート高(取り回し動画)
795mm
なので高すぎず、低すぎず。身長160cm台だと高く感じると思います。
車重
255kg
スポーツバイクというコンセプトですが、バイクとしてはかなり重い部類に入ります。
フロント
どれにも似ていないビキニカウルはよりスポーティーでカッコイイです。
フロントフォークはスポーツバイクということで倒立フォークを採用しています。
ブレーキはダブルディスクでブレンボのラジアルマウントキャリパーを装備。
コックピット周り
メーターは、ハーレーでは珍しいタッチパネル式のフルカラー液晶多機能メーター。
左手側のスイッチボックス。トラクションコントロールのスイッチや十字キーなどツーリングファミリーと同じようなスイッチ配置となっています。
ちなみにクラッチは存在しないので左手側にレバーはありません。ホンダのDCT車のようなパーキングブレーキも存在しないことになります。
パワートレイン
車体下部のシルバーの部分が電動モーターで、その上の空冷フィンのついた長方形の箱がリチウムイオンバッテリーとのことです。
ガソリンエンジンに見慣れていると違和感がありますが、電動モーターは非常にコンパクトでバッテリーが大きい構成が見れ取れます。
気になる保証は?
- バッテリーは5年保証(走行距離無制限!)
- 車体は3年保証
気になる航続距離は?
街乗り
235km
高速道路
152km
ガソリン車と異なり、ストップアンドゴーが多いほど航続距離が伸びるのが電動車の特徴です。
これは減速時に発電ができる「回生ブレーキ」という機能があるからで、減速すればするほど充電されますが、ずっとスロットルを開けっ放しの高速道路ではその機能が機能しないので航続距離は短くなる傾向となります。
リヤ周り
リヤシートはかなり短い今時のスポーツバイクらしいデザインです。
リヤのテールランプとウインカーはリヤフェンダーに付いているなかなかオシャレな場所に付いています。
リヤサスペンションはスポーツバイクらしくモノショック。
さらにチェーン駆動ではなく、ハーレーお得意のベルトドライブ仕様でメンテフリー。
リヤサスペンションはプリロード調整可能です。
免許区分
- 大型自動二輪車免許
- 大型自動二輪車免許(AT限定)
があれば乗れます。
電動バイクが発表になった時は規制が整備されていなかった印象ですが、今ではちゃんと出力による免許区分けがなされていますね。
20キロワット以上の定格出力がでるバイクは大型区分になるようです。
ライブワイヤーは最高出力75kw(102PS)ですから余裕で大型免許区分です。
皆さんの参考になれば幸いです。