前回記事、グーグルコアアルゴリズムアップデートでアクセス数激減という激動の5月4日から数日たち、現状を分析すると「公式サイト」や「メディア系サイト」というような大手、老舗系のサイトが上位を独占していることが判明。
目次
深い記事でなくても、大手新聞社であったり、WEB系メディアサイトの方が検索上位に自動的にあげてもらえる傾向だ。
内容や、検索した人の「検索の意図」では無い。
例えば、「バイク 自粛」で検索すると、
↓これが検索の1ページ目に出る。
検索する人としては「この外出自粛の時に、バイクはありか?」「バイクは他人と接触しないから乗っていいのか?」という意見を求めて検索する人が圧倒的だと考えられる。
実際私もそうだ。
しかし、検索して出てくる結果はそんな意見よりも、バイクと自粛というワードが入っているだけの「飲食店ではテイクアウトが盛んになっている」という記事を上位に出し、検索者の意図と全く異なる結果を出すようになった。
この記事は「時事ドットコム」。大手メディアサイトだ。
つまり、内容よりも記事の出どころを重視した検索結果。
コロナウィルスの流行で、情報の信憑性が問われている現在。
記事の信憑性が最も重要視されていることを表している。
個人ブログ潰しだ
今回の2020年5月のグーグルコアアップデートでは、明らかに個人ブログ潰しのように思える。
確かに我々個人が発信するものは個人の意見である。正直言いたい放題だ。
でも、検索する側の人は、そのしがらみの無い、個人の意見を求めていることをグーグルは忘れてはならないと思う。
「公式ページ」や「大手メディア」で紹介される記事は、良いように、購買意欲をかき立てるように全てが整っている。
それだけを見せる世界はいかがなものだろうか。
個人ブログにとってSEOは重要度「減」
これからは「SEO」はあまり機能しなくなると考えられる。
「SEO」とはGoogleの検索の上位に食い込ませる技術である。
なぜか、一週間前に検索上位をとっていたものが、このアップデート後に木っ端微塵に亡くなったからである。
これまでは「SEO」的に正解であったわけであるから、「SEO」的には間違っていないのだ。原因は他にある。
対策:「大手メディアサイト」に取り上げられない記事→マニアック方向
正直、愚痴を言っていても仕方がない。対策を考えていこう。
これまでは良い情報を出せば、検索上位にあげてもらえて、みなさんに読んでもらえた。
これまでは、だ。
これからは
・大手メディアで取り上げられない分野
・大手の「参入数が少ない」分野
を見つけて記事を書いていかなければならない。
大手の競合が少なければ、上位を取れる可能性はまだある。
他にも、競合の少ない時期に記事をあげる「速報性」も優位を取れる可能性があるが、大手メディアの記事が他に上がりだすと、だんだんと順位が落ちるイメージなので、あまり持続性はないだろう。
検索上位を取るということ
検索順位になぜこだわるか。
それは自分が良いと思ったことをみなさんに届けたい、読んでほしいという気持ちからである。
正直、今回のアップデートでみるみる下がるページビュー数に恐れおののいた。
検索順位の下降がこんなにビュー数に影響するのかと思い知ったのだ。
残念ながら、検索ページの3ページ以降になると、ほぼ読まれない。週に数回だ。
それでも読んでくださる熱心な方に感謝したい。
みなさんの参考になれば幸いである。
はじめまして、こんにちは。
今回のコアアップデートでグーグル砲を被弾し同様にブログが撃沈した者です。検索でこちらの記事に辿り着きました。
「個人ブログ潰し」、まさにその通りだと思います。
私の記事は美容医療系だったのですが、あるキーワード検索で1位だった私の記事はもはやどんなにページを送っても見つけられないほど。
見事にクリニック系の公式サイトで埋め尽くされています。
「バイク 自粛」の検索結果と同じで、検索した人が知りたいのはきっとそこじゃない…と思っています。
コロナの影響もあり情報の正確性をより重要視しているようですが、
一個人の考えや実際に体験したことだからこそ、価値があり読まれる記事も世の中にはあります。
本当Googleにはそのことを過小評価して欲しくないと思います。
1つの記事で、アドセンスとそれに載せていたアフィリで月5〜6万は稼いでいたので正直本当に悲しい。
ですが筆者様も仰るように、愚痴っていても仕方ないので他に良質な記事を生み出していくしかないのでしょうね。。
つい順位回復しないかと淡い期待を抱いてしまいますが。
こちらの記事は慰めになりました。ありがとうございました。
ほんとにね。
私自身、検索して探す場合、個人が書いた記事を探すことが多い。そこには会社とか団体の記事にはない、正直な意見や、個人ならではの角度から見た見解が書かれていたりするから。たとえそれが1個人の少数意見だとしても、そこに価値があるかどうかを判断するのは読者なので、その機会を邪魔されることはとても残念なこと。
会社とか団体が書いてることは、どれを読んでも画一的なので、そんな記事ばかり検索結果の上位の並んでもあまり意味がない。
今回のGoogleのコアアップデートは、社会貢献に対しての大失敗だと思う。
最近googleで検索しても内容の薄い業者しか出なくなったので変だなーと思って調べていたらこの記事に辿り着きました。
googleは検索しても何回もページめくらないと欲しい情報に辿り着かなくなったから最近身の回りではbing使う人もちらほら増えてきました。
googleはユーザーの事はあまり考えてない会社なんですね