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【現車確認】カウル付きのチーフ。スポーツチーフの魅力に迫る。スペックと特徴。

インディアンからスポーツチーフという車両が販売されています。これはローライダーSが売れに売れているのでそれに対抗するべく投入された、ビキニカウルよりも大柄なカウルがついたとてもかっこいい車両です。

ノーマルのチーフとの違いはビキニカウルやガンファイターシートだけではありません。ブレーキがブレンボ製に担っていたり、サスペンションはフロント倒立フォーク、リヤショックはFOX製のショックに変わっていたりします。

東京モーターサイクルショーで実車をじっくりと見てきましたのでご紹介します。

カラー4色・価格

Black Smoke

ブラックは艶消しのブラックのみなのが渋い。3,280,000円。

Ruby Smoke

レッドも艶消しレッドです。価格は上がって3,360,000円。

ラッピングしているかのような高品質な塗装です。

Stealth Gray

ツヤありのグレーです。流行っているカラーですね。3,360,000円。

Icon Spirit Blue Smoke

こちら鮮やかなブルー。特別色のようで3,398,000円。

見た感じは艶消しのブルーですかね。レッドのブルー版といったところ。

ビキニカウル

ハーレーのローライダーSに装着されているビキニカウルはメーターバイザー的な役割で、あまり大きくありません。

しかしこのスポーツチーフのビキニカウルは立派なフェアリングと言っても良いのではないでしょうか。

上部にはクリアパーツでスクリーンもついていますので、風防効果はその辺のビキニカウルよりも高いと思います。

サイドには空気の抜ける口がありますので、色々と空力性能を考慮してあるのかなと思います。

倒立フロントフォーク

ノーマルのチーフと違う点はフロントフォークが高性能になっている点です。

フロントフォークはKYB製の43mm倒立フォークを採用。

ブレンボ製ダブルディスクブレーキキャリパー

フロントブレーキも高性能なものに変わっています。

ノーマルのチーフではシングルディスクブレーキでしたが、スポーツチーフでは、ブレンボ製でラジアルマウントの対向4ポッドキャリパーというスーパースポーツ仕様となっています。

ホイールは19インチと大口径。

クラシカルな雰囲気ですが、スポークホイールではなく、キャストです。スポーク1本が細く、スポーツカーのような鋭いホイールを履いています。

ハンドル周り・フルカラー液晶メーター

ハーレーのソフテイルモデルと性能面で最も違う点が、かなり電子化が進んでいる点です。

ハーレーソフテイルモデルの場合、電子化といえばスロットルバイワイヤとなって、クルーズコントロールがついているぐらい。

トラクションコントロールやライディングモードの変更は最上位のツーリングファミリーか、水冷エンジンモデルにしかついていません。

ですが、インディアンのチーフシリーズは、何年も先に進んでいて、メーターはフル液晶でライディングモードが選択でき、クルーズコントロールも標準です。

日本では対応していませんが、ナビも表示できるぐらい高精細なタッチ式の液晶画面です。

タンク容量は少なめだがおしゃれ

タンク容量は、アメリカンクルーザーですが、ちょっと少なめの15.1リットル。

ハーレーのソフテイル系は18.9リットルモデルも多いですので、ちょっと少なめに感じます。

一方でデザインは凝っていて、上部にインディアンのロゴが大きくデザインされていておしゃれです。

美しいエンジン・スペック

インディアンのエンジンは、ハーレーのエンジンデザインと比較すると曲線的で芸術的なエンジンが特徴です。

スペックは、排気量:1890cc。最大トルク:162N・m(3,200回転)。最大馬力は非公開です。

ガンファイターシート

チーフはシングルシートなのですが、スポーツチーフもシングルシートながらガンファイターシートが標準となっています。

腰までホールドしてくれて、トルクが有り余るこの車体を乗りやすくしてくれるでしょう。

シートが後ろにちょっと伸びてタンデムができるかと思いきや、シングルシートで一人乗り登録です。

FOX製のリヤショック

スポーツチーフには別体タンク付きのFOX製のリヤショックが標準で装着されています。

しかもハーレーのソフテイルのようなシングルショックではなく、2本サスペンションがあります。

他のチーフモデルと比較して24mmもストローク量を増やし、より

それもスイングアームのような角度に寝ていて、それほど目立ちません。

マフラーは極太

マフラーは、2つのシリンダーから出た排気が1つにまとまってから2つに分かれるタイプ。

カスタム感があります。

リヤ・サイドナンバーがかっこいい

なんとサイドナンバーです。

横に張り出しますが、かっこよさが勝ります。

リヤのテールライトはウインカーと一体型のようですね。

シート高686mm・身長168cmの足つき

シート高は686mmと高くはありません。

しかし、ハーレーはケースカバーが大きくなぜか踵までつかないことがありましたが、こちらスポーツチーフは足がかかとまでべったりと着地します。

そこまで膝には余裕はないので、普通につく感じでしょうか。

皆さんの参考になれば幸いです。

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