ホンダのフィットといえば手頃なファミリーカーのようなイメージがありますが、「RS」つまりレースにも出れそうなグレードがあるのです。
レースグレードといえど、RSグレードの価格は、e:HEV仕様が2,346,300円、ガソリン車が1,959,100円とそこまでびっくりするような価格ではありません。
ガソリンとe:HEVのエンジンの性能差はあるものの、RSとしては豪華専用パーツと、専用のサスペンションセッティングというのが他グレードとの差別化となっています。
今回はカラーは「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」。スペックの違いや外観デザインを見ていきましょう。
目次
RSのエンジンスペック
エンジンは両車共に水冷直列4気筒 1,496ccです。
ガソリン車
- 最高出力:118馬力(6600回転)
- 最大トルク:142N・m(4300回転)
e:HEV車
- 最高出力:106馬力(6000-6400回転)
- 最大トルク:127N・m(4500-5000回転)
なぜかガソリン車の方がスペック的にパワーもトルクも出ています。
e:HEVの方がグレードもパワーも上というイメージですが、そうでも無いようです。
しかし、電気は最初からトルクがマックスで出ますので、加速感はe:HEVの方が優れているでしょう。
フロントビュー 横幅:1695mm
横幅は1700mm無いですからかなりコンパクトですね。
RSグレードはスポーツを意識しているので、フロントグリルやバンパーは専用品が装備されています。
フロントグリルのアミアミはかなりスポーツ感というか豪華感を演出しています。
さらにフロントバンパーもRS専用エクステリアで、ピアノブラックに塗装されていて美しいです。
赤い「RS」ロゴも見てるだけでワクワクしますね。
e:HEV者なのでホンダのHロゴが青くなっています。
ライトは専用品ではないようですが、LEDライトで縁取られていてかっこいいです。
サイドビュー 全長:4080mm 全高:1540mm
実はRSの全長は他のグレードよりも長くなっています。
他が3995mmと4m以内に収まっているところ、RSは4080mmです。フロントとリヤのバンパーがRS専用品となっているのでその分長いのでしょう。
横を見るとRSといえどフィットだなぁと思うところはありますが、各所専用装備があります。
まずドア下の「サイドシルガーニッシュ」がRS専用品です。ピアノブラックに塗装されています。
ドアミラーがブラックなのもRS専用エクステリアの特徴となっています。
ホイール
ホイールはRS専用デザインの16インチアルミホイールです。
シルバーとピアノブラックのツートンカラーでかっこいいです。
リヤビュー
リヤにもRS専用エクステリアパーツが入っています。
リヤのスポイラーは気になりますね。
こちらもRS専用品で、他のグレードよりもより飛び出ています。
リヤバンパーはRS専用のエクステリアパーツが入っていて、ピアノブラックに輝いています。
マフラーは1本出しなんですね。4気筒ですから、2本出しでもよかったのに。
トランクはまあまあ
ハッチバックタイプですから、テールゲートは高く上がります。
トランクの寸法
開口部荷室高:760mm、荷室最大幅:1,150mm、地上高:610mm、奥行きは700mm程度のようです。
車幅はあまりないですから、ほどほどに荷物は入ります。
次回はRSのインテリアデザインを見ていきましょう。