
ペーパードライバーによる試乗記第11弾!トヨタ カローラクロスHYBRIDに試乗しました。グレードはハイブリッドモデル最下位の「G」です。
前回のヤリスクロス試乗の際に、トヨタの最下位グレードの質素さを見ていると、カローラクロスの意外と艶のある内装に驚かされました。今回はそのインテリアを見ていきましょう。
目次
車室寸法

車内長1800mm×室内幅1505mm×車内高1210mm
ハンドル周り

ハンドルは今時の車らしく、ボタンがたくさんついています。音量などのオーディオ操作やクルーズコントロールなど操作ができます。
ハンドルの外周には、合皮だと思いますが、ラバー素材とは違った布巻きがしてあります。縫い目があって握った時の質感が高められています。

メーターは真ん中がスピードメーター、左側がタコメーター、右側が液晶ディスプレイとなっています。
ヤリスクロスはアナログメーター廃止で全てデジタル表記でしたが、カローラクロスにはアナログ針メーターが残っていますね。
エンジンが休止していると回転数が0を指すので、見ていて面白いと思います。

エンジンスタートボタンはハンドル左側にあります。
インパネ

助手席前のインパネはシルバーのラインが通っていてエアコンに繋がっています。
アクセントがあってかっこいいと思います。

運転席側のエアコンも同じくシルバーのラインで縁取られています。
よくグレードが下だとこの縁がブラックで存在感がなかったりしますが、このシルバーはなかなか高級感あるいい演出をしていると思います。
ナビ・センタークラスター

ナビは画面が小さい安っぽいものがついていますが、必要最低限といったところでしょうか。
エアコンはナビ下についており、温度設定ができるオートエアコンです。

エアコン下にはUSB電源があります。最上級グレードになるとシートヒーターのボタンがつくようです。
その下には物入れがあります。このトレーは最上位になると「置くだけ充電」ができるようになります。
センターコンソール

シフトレバー前にモード切替のボタンがあります。
切り替えボタンでは「ノーマル」「パワー」「エコ」の3種類を選べます。さらにEVモードも独立したボタンで設定できます。

シフトレバーはしっかりしたものがついており、根元にはなんとシフトブーツを履いています。
スポーツ感を演出していてなんだかワクワクしますね。質感が革っぽくて高級感が出ています。

シフトレバーの手前にはパーキングブレーキボタンとブレーキホールドボタン。
そしてドリンクホルダーが2本分あります。

ヤリスクロスにはありませんでしたが、肘置きあります。

開けると前後の長さはあまりなく、収納力は劣りますが、シガーソケットとUSBの差込口がありました。
天井にSOSボタン「ヘルプネットボタン」装備

ルームミラー手前の天井にはライト類のスイッチとともにSOSボタンが装備されています。
こちらは緊急時に押せばコールセンターにつながります。
サンバイザー

サンバイザーにはミラーが装備されていました。
身だしなみはこれで大丈夫です。
運転席足元

アクセルとブレーキは標準的な吊り下げ式です。

給油口を開けるレバーはシート下にあります。
運転席ドア

ドアは一見普通かと思いましたが、ステッチが入っておしゃれさが少しプラスされています。

ボタン類も標準的なものがついています。運転席の窓はオートで開け閉めできます。
後部座席ドア

後部座席ドアにはドリンクホルダーも追加されています。
後部座席チェック

後部座席にもダイヤモンドステッチが入っていておしゃれです。
下位グレードには中央席の肘置きはありません。

運転席と助手席の間には物入れのような隙間があるだけで、エアコンやUSB電源はありません。
上級グレードにはエアコンが装備されるようです。
後部座席を倒す!

後部座席を倒すには座席肩部分にあるレバーを引きながら倒します。

見事に倒れましたが、、、

驚異的な段差が発生しています。
フルフラットにはなりませんので注意が必要です。
車中泊などフルフラットにしたい方はオプションでこの段差を埋める台が売っているそうなので
「ラゲージアクティブボックス」をトヨタで購入しましょう。
車内空間はまずまず

今回は最下位グレードのGに試乗しましたが、インテリアの感じはまずまずといったところです。
コストダウンしながらも大枠は現代的な最低限の質感の高さを保っています。
次回は試乗レビュー編をお届け。実際に乗ってメリット、デメリットをお伝えしようと思います。お楽しみに。
皆さんの参考になれば幸いです。