ローライダーSTは2022年の目玉モデルですが、全世界的にデリバリーが遅れていてまだまだ謎に包まれている車両です。日本ではモーターサイクルショーでのお披露目が日本初となりました。このモーターサイクルショーではまたがってそのポジションや足つきを確認することができましたので、またがっている方々の写真を見ながら体型によってどのような感じになるのかインプレしていきます。
目次
168cmの足つき
私の身長は168cmですが足つきは上の写真のようになります。
シート高は720mmです。
よく分からないと思いますので解説いたしますと、両足はギリギリかかとまで着きます。
またがった感想は右足はマフラーが足に当たり、左足はプライマリーケースに足が当たり想像より足元に突起物があります。
さらにこの両側は走っていると熱を持つので地獄のような熱さは避けられません。これはハーレー全車種に言えることですので覚悟は必要です。
160〜170cmくらいのポジション具合
この方はおそらく私と同じぐらいの身長でしょう。
手を伸ばしたところにハンドルが来ています。さらに状態も起きて、ミッドコントロールのステップもちょうどいい位置にありそうです。
私も乗車ポジションに関しては文句のつけようがないくらいゆったりとして好きでした。
キノコ型のエアクリーナーが膝に当たって邪魔になりそうでしたが、私の身長ぐらいだと当たることもなくとてもリラックスした姿勢で乗ることができました。
180cmくらいの高身長の方
高身長の方のポジションを見ていきましょう。
ハンドルが近過ぎて身体が直立し過ぎている感じがします。一見楽のように見えますが、背中を少し丸めて乗る方が突き上げ感を背骨が軽減してくれると言われているので、これでは長時間乗ると腰を痛めてしまうかもしれませんね。
ちょっと窮屈に感じるかもしれません。
実はキノコ型のエアクリーナーは高身長の方には不評のようです。
スネに当たると言うのです。かなり邪魔そうでした。
高身長の方は2021年モデルまでの弁当型エアクリーナーの方が良いのかもしれませんね。
女性160cm以下
こんな大きい車体ですが、女性が乗っても意外と収まりが良いのが今回のローライダーSTの凄さです。
ハンドルの位置もそこまでも遠さを感じさせませんし、ミッドコントロールのステップがちょうど良い位置にあります。
全てが自然に感じますね。
モーターサイクルショーで展示されている車両はホイールが固定されて直立している状態なので重さを感じません。
なので320kgの重さを感じずにまたがることが可能ですので、ある意味フィクションではあります。
重いのでポジション的には乗れそうで、実際に乗れないのがハーレーの怖いところです。
おそらくサイドスタンドで寝ている状態から垂直に起こすのでさえ女性では慣れとコツがいります。
簡単には起きないでしょう。
でも体型に恵まれなくても乗りたくなるデザインでした。
皆さんの参考になれば嬉しいです。