最近、車のレビューをやり始めてGoProMAXをよく使用し始めたのですが、外部音声入力がないという残念な機種ということが判明し、音声外部録音をする機種を探していました。
そんな時に見つけたのがこのソニーのICレコーダーです。小型軽量ながらちゃんとマイクが頭部に2つついていてステレオ録音できるし、外部ピンマイクも使えるということで早速購入してみました。
今回はアマゾンレビューにおいて低評価につながっているバッテリーの持ちの悪さについても考察していきます。
目次
パッケージ
このモデルは4GBと16GBのモデルがあるのですが、1日中録音するわけではないので4GBのモデルを選択しました。
4GBモデルでも音質を一番落とせば最長159時間録音できます。MP3録音形式(192kbps)で、会議や講演会などをICD-UX570Fなら39時間45分録音できますので十分ですね。
開封!
同梱物は本体に加えて保護ケースと意外と分厚い取扱説明書が入っています。
本体を見る!
本体のサイズが小さいのですが、各ボタンが大きいの特徴です。
確認再生時の10秒ジャンプとか使いやすいポイントです。
裏にはマイク端子とイヤフォン端子の区別、マイクロSDカード差込口がイラストで描いてあります。
上部にはステレオ収録ができるマイクが2本。
その内側に、2つ穴が空いていますが、赤いジャックが外部マイクの入力端子、黒いジャックがイヤフォン出力端子となっています。
こちら右側の脇になります。
電源のオンオフは脇にあるレバーを下に引くと行えます。慣れるまではどこだっけ感がありますね。
真ん中のボタンが音量ボタンとなります。
一番下のレバーがUSB端子のスライドレバーです。こちらはマイクロUSB等の小さいUSB入力端子がなく、PCに差せる大きいUSBが付いているの利便性が良いです。
左側の脇にはボタン類はなく、マイクロSDカードの差し込み口カバーがあるのみです。
下部にある楕円形の四角の部分はボタンではなく、小型スピーカーとなっており、録音した音声やラジオなどをスピーカーで聞くことができます。
ケースに入れるとこんな感じ
付属のケースに入れると全てが収まらないのがなんとも言えません。
おそらくマイクの部分が隠れないようにする配慮かと思います。
大きさはフリスクの1.5倍くらいの大きさ
小型軽量には驚きます。この内容で48グラムです。
さらに大きさもフリスクと横幅はほぼ変わらず、縦も何センチか大きいのみです。
ポケットに入れていても忘れるくらいの重さです。
最大録音時間
- LPCM 44.1kHz/16bit 5時間20分
- MP3 192kbps 39時間45分
- MP3 128kbps 59時間
- MP3 48kbps(モノラル)159時間
バッテリーの持ちは最大で約22時間なので、これを超える場合は外部電源が必要です。
バッテリーの持ちがメーカー発表よりも悪いことについて
アマゾンのレビューでマイナスポイントとなっているのがバッテリーの減りが早いという点です。
メーカーの説明では最長22時間録音できます!3分の充電で1時間録音できます!と書いてあるのに減りが早いというわけです。
確かに、購入開封してテストのためにちょっと触ってみてみましたが、すぐ電池ゲージが一つ減り、2つ減りしました。おそらく20,30分程度触っていただけです。
なぜ減りが早いかというと、設定を色々いじってみたり、録音したデータを確認するためにスピーカーで再生しているからです。
触っていると液晶画面を点灯させますし、スピーカー駆動でもバッテリーを消費します。おそらくこの二つがバッテリーの持ちを悪くさせている原因かと思います。
使用する場合は電源を入れ、モードなど選択せず、すぐ録音ボタンを押してあとはずっと放置するような録音ができればある程度電池は持つかもしれないなと思いました。
車やバイクの燃費計算と同じように、平坦で信号のない道をひたすら走る際の燃費計算をしてるのと同じ考え方です。実際は電源のオンオフや、再生確認をしたりするものですので、実際はそこまで電池の持ちは良くありません。
録音だけならバッテリー持ちは心配なし
私は1度に3時間程度の録音をよくやります。
録音ボタンを押して後は放置、つまり録音しっ放しにしていると、3時間録音しても電池のゲージは一つも減りません。
メーカーの録音時間は盛っているかもしれませんが、録音しっぱなし放置で、最高音質にしなければ数十時間は持つのではないでしょうか。
盗聴器ではないのですから、講義などを録音する程度であれば十分かと思います。
持っていることを忘れるくらい非常に軽量でコンパクトサイズですので非常にオススメです。
皆様の参考になれば嬉しいです。