数年ぶりに昔ノリで買ったアップルペンシルを使おうとiPad Proに差し込んで充電しようと思っても、充電どころか、ペアリングもできません。
何度も抜き差ししても、iPadを再起動してみても、一瞬ペアリングしたかとおもったらすぐに接続が切断されて何も起こらないのです。
皆さんもその状態になっているのではないでしょうか。
ここではその充電できない、ペアリングできない状況の修理方法をお教えします。
目次
症状画面
まずどのような症状かご説明しましょう。
アップルペンシルをiPad Proに差し込むと、、、
ペアリングの要求ということで接続確認が出てくると思います。
しかし、この「ペアリング」を押しても、、、
「ペアリングできませんでした」という表示が出るのです。
そして、、、
なぜか、その他のデバイスというところにずっといてペアリング済みに上がってはくれないのです。
これを何十回と繰り返しましたがダメでした。
原因はバッテリーの過放電
アップルペンシルのバッテリーはリチウムイオンバッテリーを使用しています。
このバッテリー形式は、簡単に言うと、長時間放置してバッテリーがすっからかんになるとバッテリーが弱くなって使用できなくなる特徴があるようです。
バッテリー0%状態をいかに無くすかが長寿命のポイントということです。
私はおよそ2年ほど放置していたので、もうバッテリーの充電能力が尽きていたことが原因かと思われます。
裏技もあるが、、、
ネットで調べてみると、いくつか自力で直した方もいるようですが。
- 充電表示が出てこなくても、数日間充電したら復活した
- 充電器を変えてみたら復活した
- iPadを再起動したら復活した
- ペアリングを一度削除して、Bluetoothを再接続したら復活した
というようなワザが紹介されています。
私は全て試しました。Apple Pencil用の充電ケーブルを買ってまで検証しましたがダメでした。
上記の対処法は数ヶ月の放置で最初の1%が充電できるまでにいつもより時間がかかったというケースかと思います。
しかし、バッテリー数年放置していると復活は不可能のようです。
諦めて、修理に持っていくのが正解です。
修理申し込み方法
アップルのホームページから修理の予約が取れます。
アップルHPの「サポート」のお問い合わせの種類から「バッテリーと充電」を選択すると、、、
上の写真のように「Apple Pencilの修理」を選択できます。
おそらく修理依頼が多いのか専用のカテゴリーがあります。
次に持ち込み修理を選択して店舗の予約画面に進みます。
Appleストア以外の提携修理窓口対応はクソ
Appleの修理依頼は「正規のAppleストア」か、ビックカメラやカメラのキタムラなどの店舗内にある提携の窓口に行って持ち込み修理依頼をします。
今回は近いということもあり、ビックカメラの窓口を選択して持って行きました。
しかし、結果は最悪。
症状を口頭で伝えたら、iPadに挿して診断することはなく、触診だけで、修理はできなく、全取り換えとなりますと告げられました。
費用は1万円ほどかかります、買い換えた方が良い、と言われました。
絶望です。
私は絶対にバッテリーの消耗であると思っていましたから納得いきませんでした。
Appleストアへセカンドオピニオンして正解
ビックカメラの説明に納得がいかないので、すぐにAppleストアの予約を取って持ち込み相談してみました。
以前はアップルストアでの修理予約は取りにくいイメージがありましたが、対面が避けられているこのご時世はかなりすんなり予約が取れました。
アップルストアに行って正解です。まず、iPadに接続してみて診断をしてくれました。
そして、一瞬認識はするが、すぐ接続が切れる状態を確認してくれ、バッテリーの消耗による故障という診断をしてくれました。
修理代は新品交換で税込3,520円
結果は最高です。バッテリー代だけで新品に交換になりました。
値段もビックカメラで言われた3分の1。
バッテリーだけ変える修理するくらいなら新品に交換した方が早いですもんね。
新品のビニールがついて帰ってきました。なんかテンション上がります。
しかし、箱はくれませんので注意してください。ペンシル裸のまま渡されます。
新品ですので、もちろん接続すればちゃんと認識しますし、充電もできます。
充電できない方は一度正規のアップルストアへの持ち込みをオススメします。
皆さんの参考になれば幸いです。