バイク用ジャケットの中で、ダントツにシンプルでカッコいいジャケットはおそらくパワーエイジのジャケットだ。
「バイク用のジャケットはなんかダサい」。でも、夏用で、バイクを降りてもカッコイイジャケットはないかとお探しの方に、この「パワーエイジ POWERAGE コンフォートライダース ジャケット」は強烈におすすめする。
目次
真夏は街乗りか、ナイトツーリング用ジャケットだ!
メーカーが発表しているこのジャケットの対応月は3月から10月と幅広く対応している。
結論から言うと、このジャケットで真夏の渋滞はきつい。
つまり、エアベンチレーションの開口部が大きいので、走行していれば夏でもいけるということだ。素材的にエアベンチレーション部以外の素材はそこまで風を通さないので、炎天下での渋滞を伴うツーリングには向かない。
一方、短距離の街乗りや太陽光のないナイトツーリングであれば、ジャケットの軽さ、エアベンチレーションの恩恵もあるので、身軽に、かっこよく街を走り抜けることができるだろう。
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エアベンチレーションを見る!
まずは胸と腕から。ファスナーで閉じているのを開けると、
エアベンチレーションが開く。胸の開口部はかなり大きいので入ってくる風量は多い。
次は背面。
わき下あたりにファスナーが見える。
背面の開口部はおとなしいサイズだが、背中がばっくり開いていると見た目的にかっこ悪いので、デザイン的にそう見せているのかもしれない。
↑腕には太さの調整ベルトがついているので、調整すれば風でのばたつきを抑えられる。
プロテクターを見る!
プロテクターは肩、ヒジ、脊椎。胸部は別売りだ。
↓脊椎(背中)
↓肩プロテクター
プロテクターはどんな感じ?
肩から出してみた。
ワッフルのような感じ。穴が空いていて軽量、通気性抜群!
正直、プロテクターは硬くなく、ソフト。軽さが正義なジャケットだ。
心配な方は別売りになってしまうが、「PORON®XRD®プロテクター」にアップグレードすることが可能だ。
胸部プロテクターはどう取り付ける?
私の持っているのは前のモデルなのでマジックテープで取り付けるタイプだ。
↓2020年モデル以降はポケットタイプに変更されているようだ。
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エアベンチレーションは実はポケットになる!
実はこのジャケットにポケット専用の穴はない。つまりエアベンチレーションがポケットなのだ!
とても大きいポケットになる。夏はものを落とさないように注意だ。
黄色いファスナーは内ポケット。大事なものはこちらに入れよう。
ちなみにジャケットの裏地は、部活動などでよく学校で着た「ビブス」のようなさらっとした素材なので、袖通りや着心地は夏でも快適だ!
インプレ!風を通しすぎないのが売り!
このジャケットは「ほどよい通気性」なのが特徴。
全体的に風はほどんど通さない生地でできているので、真夏の渋滞を一日中なのは避けたいところだ。
ネックファンのような首かけ扇風機をつけていればなんとかなるが、真昼間は色が黒だからか結構生地が熱くなって、信号待ちは少しきつい。
走っていれば、エアベンチレーションから風が通るので涼しく感じる。
しかし、軽量で、ごついプロテクターが入っていないので、このジャケットを手に取ることにストレスはない。
着たシルエットも、バイクバイクしていないので、上に羽織る感じが演出できる。
クシタニやHYDOもバイク界ではおしゃれと言われているが、バイク感丸出しのデザインが多い。
夏でも街乗りでおしゃれに着れるジャケットをお探しの方には「パワーエイジ」一択ではないだろうか。
みなさんの参考になれば幸いである。