VOX コンパクト ギターアンプ Pathfinder 10初めてエレキギターを買ったなら必要なアイテムです。
エレキギターはアンプに繋がないとうまくならない!らしい。
とりあえずせっかく買ったギターを無駄にしないためにも必要な出費と思ってください。
最初は下手くそなのにアンプつないだら音も大きくて近所迷惑だから!
と思ってアンプ無しで頑張ってみるものの、我慢できなくなってギターアンプを探し始めるのが一般的かなと思う。
そんな初心者の方にぴったりなギターアンプがある。
↓VOX コンパクト ギターアンプ Pathfinder 10
目次
VOXの歴史
「VOX」と言うメーカーは1950年代から始まるイギリスの老舗アンプメーカーである。
あの「ビートルズ」もVOXを愛用したという。
フロントのスピーカーネットが美しいダイヤモンドの刺繍になっているのが特徴的である。数々の有名ギタリストをサポートしてきたロック史に残る伝説的メーカーだ。
「Pathfinder 10」は往年のVOXギターアンプのデザインを踏襲しつつ、メーカーラインナップの中ではサイズも、出力も、そして価格も手頃なエントリーモデル。
5〜6千円で買える。コスパ最強だ。
スピーカーケースの容量がそこまで大きくないので響きが抑えられ、ボリュームを絞ればテレビの音ぐらいの感じにもできる。自宅練習にもってこいだ。
出力は10W。
サイズは横380mm×奥行き170mm×高さ260mm。
重さは4.8kg。
購入してみたので早速開封していこう。
開封
箱はシンプル。これはこれで良い。
箱から出す。取扱説明書と一緒にビニールに入っている。
このダイヤモンド柄は
“VOXダイヤモンド・グリル・クロス”
と言う。
このレトロ感がかっこいい。
さらに黒い部分はシワシワなレザーなのだが、これにも名前が付いていて、
“バスケット・ウィーブ・ビニール・レザー”
と言うらしい。
詳細・使い方チェック!
一番右側のスイッチが電源スイッチ。その隣がヘッドフォン出力端子。
一番左側の穴はギターとアンプをつなぐシールド(線)の入力端子だ。
上部にはつまみが4つもある!
左から「GAIN」「TREBLE(高音)」「BASS(低音)」「VOLUME」をつまみで調整できる。
「GAIN」「VOLUME」が初心者には分かりにくいのでちょっと解説すると、
両方とも「音量調整」機構なのだが、「VOLUME」だけをひねっても音は出ない。
まず「GAIN」でパワーを注入して、「VOLUME」でその大きさを調整していくイメージ。
そのパワーを大きくするとロックっぽい「歪み」が生まれる。
簡単にまとめると「GAIN」は歪み具合の調整。「VOLUME」は音量の調整。
さらにこのアンプには「GAIN」の隣にオーバードライブ/クリーンのボタンがついている。ボタンひとつでロックっぽい音が出せちゃいます!
裏面は特に変わったものはないが、電源ケーブルが内側のスピーカーから伸びている。
中を覗き込むとVOXと書いてあるスピーカーが見える。とてもシンプルな構成だ。
初心者にはエレキギターの基礎を固めるには最適なギターアンプだ。
温かみのある無難な音
これで初心者はなんの不満もないでしょう。
音は温かみがあって、家で弾くなら悪くないと思います。
これを家で本気のボリュームで鳴らすと家が揺れるくらいの音が出ます。自宅練習なら十分なスペックです。
ましてやアパートで一人暮らしの方であれば昼でないとちょっと近所迷惑かもしれません。
ちなみにアンプのスピーカーだけでなく、夜間や自宅練習用にイヤフォンジャックがあるのも魅力的かと思います。
Over Driveボタンを押せば地響きのような歪みが出ますが、ここはエフェクターで歪ませた方がまだいい感じの音が出ますので次はエフェクターを購入することをお勧めします。
参考になれば幸いです。