
前輪:Bontrager Aeolus 3 D3 Tubular
後輪:シマノ WH-9000-C35-TU
まずは後輪をシマノ WH-9000-C35-TUに変えた。
変えて早速、荒川のサイクリングロードを走りに行った。
確かに漕ぎ出しの軽さは認められた。
しかし、それ以上の感動はない。全然速くならない。最高速度も、巡航速度も上がらない。
ホイールは走りに大きく影響を与えるパーツではないのかもしれない、と疑問を感じる。
ならばと思い、前輪も変えてみた。
今は亡きワイズロード赤坂店を物色していたら、セールでBontrager Aeolus 3 D3 Tubular前輪のみを発見。アウトレット価格で安い。ならばと思い即購入。
まず乗った感想は、とても剛性感のあるホイールという印象。
全く変形してなさそうと素人でも感じる。
スーと転がっていくホイールである。
ハブもDT180のものを使っているらしいのでその影響もあるのか。
そして空力性能。このホイール、リム高35mmながら50mmと同等の空力性能だとか。確かに荒川の向かい風で気持ち楽に走れる。気持ちだ。
そして横風に強い。これは感動レベルだ。以前のRolfホイールはハイトが30mmくらいだがビルの隙間風に恐怖を覚えるくらいであった。しかし、このアイオロスは恐怖を感じるほどハンドルが取られることはない。
それでも速くなった実感はなかった。

Bontrager Aeolus 3 D3 Tubularはエアロホイールの名に恥じないほど太めのリム幅だ。

ボリューム感がある。このふくよかな曲線はエアロ効果が高そうだ。

汚れは華麗にスルーしてほしい。シマノ WH-9000-C35-TUのリム幅は普通のアルミホイールよりは広いが、台形のような断面。見た目のエアロ感は少なめだ。

ブレーキシューはアイオロス専用のコルクシューBontrager Carbon Stop Brake Padを使用する。ブレーキ効果は少なめ。しかし、しっかり握ると意外と効きは悪くない。スイスストップのような鳴き、振動は皆無。スムーズなブレーキのかかり具合だ。優しい素材なので、ホイールのブレーキ面の削れがあまりないのは素晴らしい。