昨年にコミネの夏用メッシュグルーブ「GK−234」を購入したのだが、無くした。どこかに落としたようだ。そんな事件があり、凹みながら新しいメッシュグローブを探すことに。
グローブはうっかり落とすことがあるので、高価なものは気がひける。そんな私の候補に上がったのが「GK−215」だ。価格は5千円以下で通気性の良いメッシュ素材。手のひらには「カーボンスライダー」が入って硬そうだ。
人柱になるべく購入。
目次
開封!
さすがコミネ、オリジナルの袋入りで登場。
袋から出すとこんな感じ。そんなにごついものではない。値段相応。
グローブ本体を見る!
手の甲側は、ほぼメッシュ素材で覆われている。涼しそうだ。
カーボンスライダー搭載!
手のひら側には、カーボンスライダー!かっこいい!が、いざという時にうまく滑れるかは不明。
ラバーナックルガード!
これがこのグローブのかっこいいポイントだ。
無くしてしまった「GK−234」はここがエアインテークだったなーと後悔する。正直気流は感じなかったのでそこまで未練はない。
ナックルガード部分は実は全てが縫い付けられているわけではない。手を握るとナックルガード後部が浮く。
連結できます
完全におまけポイントだが左右両方にタグのようなものがついていて、紐を通すことで連結できる。便利のような、そのうち面倒になってやらなくなる機能だ。
スマホ操作も可能!
実際にバイクにまたがった状態で操作してみたが、人差し指での操作がしにくい。反応が悪い。
親指と人差し指の第一関節は、スマホの画面に反応する素材でできている。
なぜそう感じるかというと、指の腹の部分にしか、スマホ反応素材がついていないからだ。
手で持ちながら操作する場合は良いが、実際バイクにまたがって操作する場合は指先でつつくようにして操作する。
それはスマホホルダーは結構立った角度でスマホを固定するからである。
スマホ操作の解決方法
としては、手の角度を立てて指の腹を当てるようにすること、もしくは諦めて親指で操作することがオススメ。
親指で操作する分には問題ない。
インプレ!
外出自粛と梅雨のおかげでまだ一度しか使っていないが、少しばかりインプレ。
事故っていないのでプロテクト性能に関しては未知数であるが、良い点はやはり軽いと言う点であろう。
通気性は思ったほどよくはない。
メッシュ素材だとメッシュジャケットのような空気の通りをイメージと言うか期待してしまうのだが、残念ながら「手がひんやり感」は感じられない。
おそらくグローブをスースー空気の通る素材にした場合、耐久性が確保できないというのが理由であろう。「握る」と言う伸び縮みを頻繁にする動作をするので、薄い素材だとすぐ破れてしまいそうだ。
前に購入したワンランク上の商品「GK-234」もそうであった。
ただ、蒸れないとだけは言っておこう。
手を握った時にできるナックルガード下の隙間がいい仕事する!
走っている最中、ここを空気が抜ける感触がするのは爽快感があり気持ちが良かった。
着け心地!
少し硬い。
メッシュ素材は伸縮性があまりない。裏地はすべすべした素材で手の入りは良いのだが、手を握ったりする動作をする時に少し硬さを感じる。
この点は「GK−234」の方が良かった。あちらは所々レザーを使っているので着け心地は柔らかかった気がする。
みなさんの参考になれば幸いである。