メグロS1の実車を見てきました。日本国内販売のカワサキではエストレア以降途絶えていた250ccクラスのバイクです。排気量は230ccという小排気量のクラシカルなバイクです。
エンジンスペック、もちろん価格、発売日もまだ発表となっていませんが、外観を見ながらメグロS1の詳細を見ていきましょう。
目次
フロント周り
ヘッドライトはおそらくLEDでしょう。Z650RSとかと似た感じです。ウインカーはこのクラスだとバルブもあり得ますね。
フロントフォークは正立フォークを採用。蛇腹のフォークブーツも履いていてクラシカルな雰囲気を醸し出しています。
フロントホイール・ブレーキ
フロントホイールは18インチのスポークホイール。メッキでピカピカです。
ホイール中央のハブがいい感じのレトロ感を出しています。
タイヤは縦溝のレトロな雰囲気。90/90-18。
タイヤの銘柄は井上ゴム工業 IRC GRAND HIGH SPEED GS19。エストレアと同じのようです。
フロントはシングルディスクブレーキ。ABSももちろん装備です。
ブレーキキャリパーは片押し2ポッドのニッシン製です。
タンクにメグロエンブレム
タンクにはメグロのエンブレムが。メグロK3のように職人手作業のエンブレムでしょうか。
タンクはメッキでキラキラです。
タンクパッドも標準のようでニーグリップもしやすそうです。
空冷単気筒エンジン
エンジンスペックの詳細は発表されておりません。
分かっているのは空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンで、排気量が230cc近辺であることだけです。
昨今珍しい、空冷単気筒エンジンで空冷フィンが刻まれています。
オイルクーラーはないようです。
エンジン前を通っているフレームはダブルクレードルフレームではなく、シングルからのダブルクレードルフレーム。鉄パイプ一本だけのフレームはエストレアに似た構造をしていますね。
これをセミダブルクレードルフレームと言うそうです。軽量さを獲得しています。
フレームとは反対側にマフラーのパイプが伸びていきキャブトンマフラーにつながっていきます。
シートとサイドカバー
シートは長いサドルシートを採用し、分厚めで快適そうなシートです。
サイドカバーにはレトロなメグロの文字が。これはMEGURO K3と似ていますね。
リヤ周り
サスペンションはツインショック。
リヤホイールは17インチです。
タイヤサイズは110/90-17。タイヤの銘柄は井上ゴム工業 IRC GRAND HIGH SPEED GS19。
ブレーキは片押し1ポッドキャリパーです。リヤもABS装備しています。こちらはニッシン製ではないようですね。
テールライトはレトロな大きめのタイプ。最近の流行りだとLEDでしょうか。
ウインカーも大きめのものが装備されています。こちら新発表となったカワサキW230と共通です。
レトロバイク復活
少し前から噂があったメグロ250がメグロS1として発売されます。同時にカワサキW230も発表され、中身はほぼ同じかと思いますが、カワサキでエストレア以降途絶えていた250ccクラスのネオクラシカルなタイプなバイクは貴重な存在です。
皆が待ち望んだタイプのバイクではないでしょうか。
メグロがK3で終わりではなく、こういったまた違ったバイクを出してくるところがカワサキという企業の面白さですね。
皆さんの参考になれば幸いです。
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