GoPro HERO11 BLACK miniが新商品として登場しました。GoPro11から前後の液晶画面を取り除くことでサイズダウンと軽量化を果たし、さらに背面にもマウントを設置したという画期的な商品です。
ヘルメットなどで頭部にアクションカメラを装着すると、ちょっと重いだけで首が疲れてきますし、最悪頭痛の原因となります。
アクションカメラが軽いということはとても重要なことです。
発売したらすぐ欲しい!と思っていましたが、レビュー記事やレビュー動画を見ていると思ったほどではないということが分かりました。今回はこれはないわと思った3つの理由について書き記していきたいと思います。
目次
重さが133gと思ったほど軽くない
まず重さは気になりました。
公式では133グラムと記載がありますが、ネットの記事や動画を見ると大体132グラムのようです。
一方ミニになる前のGoPro11は、重量が154グラムということで、miniは20グラム以上軽量化しています。
でも、、、132グラムあるわけです。
液晶画面前後取り払ってもその程度というわけです。
軽いというと100グラム切ってから軽いって言って欲しいです。
ちなみに昔の商品で、手ぶれ補正はないですが、液晶画面があるGoPro4シルバーは83グラムしかありません。
さらに液晶画面を取り払ったGoPro HERO4 Sessionは74グラムしかありません。
また、GoPro HERO5 Sessionは手ぶれ補正、防水機能付きで70グラムとなっています。
11となって、より強固なものになったとは思いますがちょっと身につけるとすると重すぎです。
昔は良かった、、、と思ってしまいます。重いということは頑強な素材を使っているということだとも思いますが、度が過ぎているのかもしれません。
ヘルメットに取り付けるとすると引き続き重いなと感じてしまいます。
バッテリーは交換できないのに容量が11より少ない
GoPro11 miniのバッテリー容量は1500mAhです。バッテリーは内蔵式で交換はできません。
一方、miniではないGoPro11のバッテリー容量は1720mAhで、交換可能です。
これを見ると、カメラの軽量化は液晶画面と同じくらいバッテリー容量の省略化で達成しているように思えます。
容量が省力されるとどうなるかというと、当然撮影時間が短縮されるということになります。
さらにGoProのバッテリーは劣化して膨張する現象が見られますので、使う頻度が多い方はバッテリーの消耗も交換式よりは早く進むでしょう。
各所のレビューを見てみましたが、撮影時間はminiではない11の方がバッテリーの容量通り長いという結果が出ていました。
液晶画面の消費電力が無くなるのでその分バッテリーが長持ちすると思われましたが、結果はminiの方が短時間でバッテリー切れになります。
何かメリットがあるでしょうか。バッテリーを小さくして軽量化なんて。。。
撮影中のスマホでのプレビュー不可
これが買わない理由の第一位です。
GoProの大体の機種はスマホと接続すると、録画中でも撮影している映像を確認することができます。
しかし、このGoPro11 miniでは撮影前はプレビューできますが、録画ボタンを押すと、プレビューが見れなくまります。
TabiQさんの動画が一番わかりやすいです。
有名なユーチューバーさんはこの事実を伝えていない方もいます。
なにこれ?使える?って感じです。
私はGoProで撮影する際はスマホでプレビューを映して撮影するようにしています。
なぜなら、カメラが撮影中に振動等でマウントから動いてしまったり、自分の姿勢が変わったりして、撮影開始前に決めた位置から撮影している映像の角度が変わってしまうことが多々あるからです。撮影中でもカメラの向きを修正する、変更することはよくあります。
それができなくなると思うと怖くて購入できません。
もちろん撮影中にプレビューを見ない方も多くいるとは思いますので、皆さんに当てはまるかどうかは分かりませんが、私は自分の使い方に照らし合わせるといらないかなと思ってしまいます。
これならminiではなくて、GoProHERO11Blackの方が満足感が高いと思います。
実は、日本のガジェット系有名ユーチューバーがこのminiのレビューをほとんどやっていないことからも、あまり評判は高くないことが想像できます。
皆さんの参考になれば幸いです。