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【座ると3時間】ハーレーディーラーで受けた執拗な押し売り体験

ハーレーのバイクは好きなので、正規ディーラーに5店舗ほど行ったことがあります。

正直なところ、その日、その場で買うことは決めておらず、発売直後貴重だったローライダーSの実車を見に行ったことがほとんどなのですが、行ったディーラーのほとんどで3時間近く接客を受けてヘロヘロになって帰った体験があります。

最近、ハーレージャパンがディーラーへ大変なノルマを課していたことが明るみに出て非難を浴びていましたが、そのノルマもあるのか結構しつこいです。

その中で最もひどいというか、焦る、強気な売り方をご紹介しますので、皆様も注意しましょう。

執拗な押し売りを受けない方法

まず「座らない」ことが重要です。

車両を見ていると、またがりたいので必ず店員さんに声をかけるか、かけられますね。

それは良しです。

しかし、見積もりを出してみましょうかや、コーヒーでもいかがですか、で座ったら2,3時間はそこから帰れませんので覚悟しましょう。

飲み物は出しましょうかと言われたら、なんとなく受け入れてしまいそうですが、その日に買う気がないのであればキッパリと断り、立ったままバイクを眺め、満足したら帰りましょう。

座ったら最後

座ったらその気がなくても「商談」の始まりです。

プラスに考えると暇すぎて時間を潰すなら最高ですが、店員は営業ですので買う決断を迫ってきます。

エンジンガードやETCなどのオプションを取り付けたらどのくらいの金額になるか気になるからと言って見積もりを出してもらったら、検討しますではなかなか帰してくれません。

座ったら2〜3時間は買わなくても帰れません。

営業トーク

私の受けた接客の中でねちっこい営業トークが「買わない理由を聞いてくるタイプ」です。

何度も買わない理由を聞いてきます。何があなたのハードルになっているのか、どうすれば解決できるのかを話しましょう、という流れです。

営業術なのか、マニュアルがあるのか、何度となくその話をされました。

金額がネックなのであれば、150回、180回ローンを組みましょうとなります。月に2万円台になりますよ〜って感じです。

月2万はまあいいんですが、それ以前に300万円のバイク代高すぎないか?をなんとかしたいのが本音です。

金額の場合は、あとは下取りの話でしょう。これも詰めてきます。

あともう一つの営業トークは「買った後のイメージを膨らませるタイプ」です。

多いのはお店にツーリングクラブがあるので、ツーリングに一緒に行きましょうというお話。あとは遠くまで楽に行けますよとかいう話でしょう。

でも都内で走ったら、重いバイクを細かく動かさなくてはならないし、渋滞は暑いしで非常に重労働なのでなかなかこちらも夢だけでは買えないのが現実なのです。

試乗

試乗も営業トークを長引かせるポイントです。試乗をすると、客の方もなんか乗っておいて買わないのも悪いなと思う人もいると思うので営業側も有利に話を進めることができます。

試乗してしまうと、乗りやすくするためにハンドルを変えるとか、カスタムの方向に行けるのでより買う流れに話が弾んでいきます。これで3時間は帰れません。

買う気がないなら試乗はやめておきましょう。

最悪の手法、ローン通るか聞いてみましょう

私が受けた冷や汗ものの営業テクニックが、ローンが通るか、ローン会社に聞いてみましょう、というものです。

客側としては聞くだけか、と軽い感じでお願いしてしまいます。

もちろん、その後ローンの申込書を書かされるのですが、まさかローン審査だけを聞くだけだろうと思っていました。

目の前でローンの審査結果の電話が入ります。

すると店員が、「ローン審査通りました!今ここでハイといえば買えますので決めちゃいましょう!」と言い出します。

えー

こっちはそりゃ欲しいけど300万円バイクをこんな軽く決められないので、その場ではお断りしましたが、突然の展開で一瞬買っちゃおうかなとか、もう手続きが進んでいて断れないのかなとか色々な考えがよぎります。

なんか買うと言ったのに、それをキャンセルする後ろめたさみたいな感情も芽生えます。

かなり冷静な判断能力を奪う手法だと思います。

ローン審査通るかだけでも聞くのは買うときだけにしましょう。

ハーレーのディーラーさんも常に本社からの強いプレッシャーをかけられているかと思いますが、これらの経験からなかなか軽い気持ちではディーラーに行けなくなりました。

皆さんの参考になれば幸いです。