スーパーメテオ650を見てきました。ボンネビルスピードマスターにデザインが似ているのでこのブログ的には注目の車両です。
なんと空冷で、並列2気筒648ccのエンジン。さらにスピードマスターのデザイン。クラシカルが詰まっていて、美しく、カッコ良すぎるではないでしょうか。欲しい!
排気量は648ccなので、1200ccのスピードマスターの車重260kgよりもだいぶ軽いのではないか、乗りやすいのではないかと期待していましたが、見事に裏切られましたので、その詳細をお知らせしたいと思います。
目次
日本での価格と発売予定日は?
公式サイトには6月発売予定と記載があります。
この記事を書いているのが6月中旬ですが、まだ正確な日付の発表はありません。
→6月20日に正式な日本発売のアナウンスがありました。発売日は7月26日です。
価格は100万円前後です。
Super Meteor 650 Standard ( Astral Black, Astral Blue ) | ¥979,000 |
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Super Meteor 650 Standard ( Interstellar Green ) | ¥998,800 |
Super Meteor 650 Tourer ( Celestial Blue, Celestial Red ) | ¥1,039,500 |
カラーによって異なるようです。さらにツアラーという特別仕様があるようですね。
ツアラー特別仕様もあり
なんとウインドスクリーンとエンジンガード、サドルバッグ、厚みの増したシート、シーシーバーが装着されたツアラー仕様車も登場です。
カラーはブルーか、レッドの2色。こちらは1,039,500円です。
スタンダードとの価格差を考えたらすごく安くないですか。
エンジンスペック・サイズ感
- エンジン形式:空冷 SOHC4バルブ並列2気筒
- 排気量:648cc
- 最高出力:47馬力(7250回転)
- 最大トルク:52.3N・m(5650回転)
- 全長:2300mm
- 全幅:890mm
- 全高:1155mm
- 車重:241kg
- エンジン形式:水冷 SOHC8バルブ並列2気筒
- 排気量:1200cc
- 最高出力:78馬力(6100回転)
- 最大トルク:106N・m(4000回転)
- 全長:2195mm
- 全幅:910mm
- 全高:1040mm
- 車重:264kg
排気量が約倍のスーパーメテオ650とボンネビルスピードマスター。
最高出力は倍ではありませんでしが、トルクは倍ですね。
意外と、全長が65mmスーパーメテオ650が長く、車格はスーパーメテオの方が大きいですね。
そして車重が23kgしか変わりがないことが一番の驚きです。
600ccクラスで200kg超えることも重い部類に入ると思いますし、240kgという車重はリッターオーバーの今時のバイクとしても重い部類に入ると思います。
スピードマスター所有者から見ると、結構重いと思います。坂道バックはかなりしんどいです。
フロント周り・なんと倒立フォーク
スーパーメテオ650は丸目1灯のヘッドライトでクラシカルな雰囲気を醸し出しています。
ヘッドライトはLEDとなっているようです。
ウインカーはバルブでしょうか。
クラシカルなバイクは正立フォークが多いですが、なんと倒立フォークを採用しています。
それもショーワ製のSFF-BPという高性能フロントフォークです。スーパースポーツバイクについているやつですね。
ブレーキは標準的な片押し2ポッドキャリパー。それもシングルディスクです。ブレーキはスタンダードな600ccクラス。
ホイールはキャストホイールです。クラシックなバイクはスポークホイールにしがちですが、こちらキャストで軽量そうですね。車重が重いですが、運動性能は高いと思います。
フロントフェンダーも立派。
カラーリングがグリーンとブラックのツートンで、ゴールドのストライプ。
しっかりとしてそうなので、多分スチール製でしょうか。最近ではフェンダーがアルミだったり、意外と樹脂パーツの車両があったりするので、これが車体重量を重くしているポイントでもあります。
メーター・ハンドルまわり
ハンドル周りを見ていきましょう。
幅広いクルーザーらしいハンドルですね。ステーはシルバーですが、ハンドルはブラック塗装です。
メーターはアナログとデジタルの混合タイプです。
針はスピードメーターでしょうか。であればタコメーターはデジタル表記でしょう。
右側の小さいメーターはナビゲーションユニットです。
スマホと連携させると、矢印が出てくるだけのタイプのナビです。
グーグルマップとの連携だそうです。日本ではツーリングサポーターが追い上げてきているので使えれば尚良いですね。
気になるスイッチ類。左手側はライト、ウインカー、ホーンのみ。
右手はエンジンスタートとハザードスイッチになります。
グリップのロイヤルエンフィールド刻印はかっこいいですね。
独特でクラシカルな空冷エンジン
エンジンのシリンダーヘッドが丸い感じがクラシカルですよね。
旧車のエンジンってこんな感じなので、これを新車で買えるなんてロマンあります。
ラジエターは大きくて、冷却効果がありそうです。650ccですから排熱も熱すぎずという感じでしょう。
空冷エンジンですから、冷却フィンが本気です。とても立体的で美しいです。
フレームはダブルクレードルフレームですね。スタンダードですが、これが車重を重くしている原因でもありそうです。
タンク容量
タンクデザインもツートンでゴールドのラインが入ってコストがかかっています。
このロイヤルエンフィールドのロゴもしっかりとデザインされています。
タンク容量は15.7リットルでしっかりと容量が確保されています。
スピードマスターは12リットルなので羨ましい容量です。
リヤ周り
リヤサスペンションは2本サスなのが特徴的です。
リジットの感じを出すためのソフテイルスタイルかと思いきや、標準的なスイングアーム構造をしています。
シート下のサイドカバーデザインが三角形なので、スピードマスターのようなトライアングルのスイングアームかと思いました。
こう見比べてみると、スピードマスターはよりすっきりとしたデザインで良いですね。
マフラーもぼてっとした味のあるマフラーをしています。
リヤフェンダーもカラーリングがしっかりと入ってるのが、美しいです。
デザインに統一感があります。
スピードマスターみたいに、タンクカラー以外は全カラー共通みたいな感じではないので、より高級感が出ています。
テールライトは丸いレトロなタイプ。LEDライトを採用しているとのことです。
ポジション・足つきは悪い
驚くべきことは、足付きが悪いという点です。
シート高は740mmとのことです。身長が168cmですが、ブーツを履いていても足はかかとがつきませんでした。
シート幅が広いのか、サイドカバーのせいなのか足付きは悪いです。
ちなみにボンネビルスピードマスターは足つきべったりです。
さらに乗車ポジションを見ていきましょう。
ハンドルが思ったよりもプルバックしていないのと、フォワードコントロールのおかげでちょっと「く」の字になっています。
身長が168cmくらいだと、ちょっときついポジションかもしれません。
あとクラッチが少し重いのが気になりました。
日本では6月発売となっていますが、まだ発売日のアナウンスはありません。
これが100万円くらいだったら、多分飛ぶように売れるでしょう。
皆さんのバイク選びの参考になれば幸いです。
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