マツダCX-60の実車を見てきました。第一印象は大きい!のと、魂動デザインの秀逸さです。
今回のCX-60では、マツダ車のこだわりのようなものが入っているということなので見ていきましょう。
目次
車体カラーの美しさとスペック
車両をフロントから見ていきましょう。
車両を見てまず感じるのは車体色の美しさです。
展示されていたのは、マツダ車といえばこの色という、レッド「ソウルレッドクリスタルメタリック」とホワイト「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」の2色です。
マツダのこだわりのカラー「匠塗」といって「匠による手塗を再現したマツダ独自の塗装技術」で塗られています。
この塗りはとても美しく、定番のレッドも深い色で美しいですが、特にホワイトの白さと輝きには目を見張ります。
ちなみにレッドの方がディーゼル車の6気筒3.3リッターエンジンでグレードは「XD L パッケージ」です。
ディーゼルの中では上から2番目のモデルとなります。
エンジンスペックは最大出力が231馬力で、最大トルクが500N・mです。
ホワイトの方が、3.3リッターディーゼルエンジンのハイブリッドモデル「XD-HYBRID Premium Modern」です。
エンジンスペックが最大出力:254馬力で最大トルク:550N・m+モーターが最大出力:16.3馬力で最大トルク:153N・mです。
ハイブリッド車の中では最上級グレードとなています。
ちなみに、ディーゼルモデルは6気筒エンジンですが、ガソリンモデルは4気筒の2.5リッターエンジンとなり、気筒数が異なります。
フロントグリル 車幅:1890mm
巨大なグリルで大迫力なフロントフェイスが特徴なのもCX-60の特徴です。かなり高級外車に近いです。
車幅も1890mmと、外車のSUVよりもコンパクト。なかなか幅は広いと思いますが、ギリギリ使いやすいモデルかと思います。
グリル内の模様を見ると、「縦線」がたくさん詰まっています。
上のように「縦フィン」なのは、グレードが上の証です。
ちなみにガソリン車のエントリーグレードは「ハニカム」ですが、「Sport」とつく上級グレードになると、メッキ部分がグロスブラックとなり、グリルデザインがグロスブラックのハニカム形状となります。
サイドビュー 全長:4740mm・全高1685mm
見た感じ大きく見えます。全長が4740mmと5mは切っていますが大きいですね。
ちなみに実際に試乗して大きく感じたトヨタのRAV4は4600mmくらいなので、それよりも大きいです。
サイドウィンドウのピラーガーニッシュはブラックになっています。またバンパー周りもブラックになっているのが特徴です。
このCX-60は6気筒エンジンを縦置きしているのが特徴。
ボンネットが長い、ロングノーズスタイルが目を引きます。
ホワイトはすっきりとした印象に見えますね。
サイドウィンドウのピラーガーニッシュはメッキになり、バンパーも本体色と同色になっています。
サイドには「INLINE6」の文字が!この直列6気筒縦置きエンジンはマニア心をくすぐります。
実はこの縦置きエンジンのおかげでこの「INLINE6」の文字の空間ができるわけです。
横置きエンジンの車種のほとんどがフロントドアのすぐ前にフロントタイヤがありますが、このCX-60はフロントタイヤとフロントドアの間隔が広いのが特徴です。
ドアミラーはウインカー内蔵式のものがついています。
形がスタイリッシュです。
ちなみに「Sport」とつくグレードはドアミラーがブラックとなり、その他のグレードは車体色と同色のドアミラーとなります。
グレードごとのホイールデザイン
ホイールデザインとサイズもグレードごとに違いますので、ホイールでグレードを見分けるのも手かもしれません。
レッドの方は「XD Lパッケージ」です。
こちらは20インチホイールです。大きいですね。
また、XDやXD Sのような下位グレードよりもスポークの本数が多いのが特徴です。
ホワイトの方は「XD-HYBRID Premium Modern」という最上位グレードとなっています。
こちらは切削加工の20インチホイールです。シルバーとピアノブラックのツートンカラーでより鋭く、複雑なデザインです。
ちなみに「Modern」は切削加工のホイールで、「Sport」がブラックホイールのようです。
リヤ周り
リヤから見たときの「XD Lパッケージ」と「XD-HYBRID Premium Modern」の違いはほとんどありません。
バンパーの色ぐらいでしょうか。
マフラーは平べったい4本出しのようです。
リヤスポイラーもちゃんとついています。
フロントと比べるとリヤには派手さはありませんね。
次の記事ではプレミアムな内装・インテリアをご紹介します。
皆さんの参考になれば幸いです。