2022年7月。M2モデルが新発売する中、M1チップのMac miniを購入しました。
前の記事でも考察したように私の使い方だとM1のメモリ16GBで十分だと判断したからです。M1モデルは型落ちとなっているので中古相場でも少し安くなっていました。今回はMac miniを悩みに悩んで購入した経緯をお話しします。
目次
購入経緯
私が初めて2007年にCore2Duo iMacを購入して以来、MacBook Pro15インチ、MacBook Air11インチと使い始めてMac歴はトータル15年ほど経ちます。
現在は2013年製のMacBook Air11インチ Core i7 メモリ8GB 512SSDモデルを使用しています。
ブログを運営する上ではほとんど問題はありません。ライトルームやフォトショップはかろうじて動いていて、写真の編集はできますが、プレミアプロの動作に不満がありPCを探し始めました。
プレミアプロで1080 60pのYouTube動画を編集していますが、プレビュー画質を1/4に落としてなんとか動作する始末です。書き出しも10分の動画で30分ほどかかります。
編集するたびにイライラするようになり、動画編集をやることがトラウマになりそうなので今回PC買い替えを決意した次第でございます。
ちなみに外(スタバでMac)で動画編集をしたことがありませんが、大きくて重いPCは処分に困るのでノートPCを希望しています。
M2やM1 Proモデルも購入の候補に上がりましたが、円安の状況下でメモリを16GBにすると、Airでも20万円、さらにSSD512GBにすると22万円になります。M1 Proになるとさらに高いです。
現在2013年製のPCを使っているようにMacは動画編集をしなければ10年は使えます。そうすると10年使えるスペックとは何かということを考えるわけです。そうすると背伸びして14インチのMacBook Proも候補に上がってきました。
悩みに悩んでいた時に、前回の記事で紹介したM1 M2 M1Proの比較動画を貪るように見てやっと結論が出ました。
私のような4K動画を編集しない人間には、M1さらにメモリが16GBで良いと。
4KとなるとM1でもできなくはないが、ちょっともたつきがあるかもしれません。
ですが、書き出し時間に関しては10分動画ですがと数十秒の世界でした。
そこに20万円以上かけるのか、かけられないと私は思いました。
そんな時に中古を中心に探していたら、程度の良いMac miniが12万円で出ているのを発見しました。
メモリ16GB SSD512GBのいわゆる「CTOモデル」です。
昔のMac miniは「入門用」として性能が劣るイメージでしたが、M1となってはそんなことはありません。
程度の良い同スペックのMacBook Airだと15万円はしていたので、これは!と思い1週間ほど悩んだ末に購入しました。
12万円で安!って思いましたが、円安の影響の新品価格が高騰しているので、おそらく値上げ前の新品ぐらいの価格です笑
ちなみに現在新品で購入すると148,800円でした。これでも今のMacとしては手頃です。
本体を見る!
とてもシンプルです。初Mac miniですが、デスクトップPCとしてはとても小さくて軽いです。
サイズは1辺19.7cmの正方形。重量は1.2kgとなります。
側面に関しては、裏面の端子以外の面は何もありません。電源のライトぐらいです。
Mac miniを裏返すとこんな感じです。
冷却ファンがついていると思うのでこの黒い円の縁から排熱するのでしょう。
シンプルすぎてかっこいいです。
裏面の端子
接続できる端子を見て感動するのがUSB-Aが2口もあるところです。
MacBookにはもう絶滅した端子です。USB-Cに対応したことがなかったので、変換のハブ等をいろいろ揃えなくて良いのでさらにコスパが良いです。
もちろんUSB-Cもありますが、USB-AとHDMI端子の口が標準であるので、持ち運ばなければMacBookよりも使い勝手が良いです。
付属品
私は中古を購入しては箱はありませんでしたが、付属品は電源コードのみのようです。しっかりと太さのある電源コードでMacBook系の細いコードよりも安心感があります。
現在は2台使い分け
現在は動画編集はMac mini、普段はMacBook Airと使い分けをしています。
なんだかんだMacBook Air 11インチはお気に入りですし、ブログ運営には全く問題ありませんので引き続き壊れるまでは使用することにしました。
ちなみにMac miniの動画編集感ですが、動作は快適になりました。
MacBook Airではプレビューを1/4画質にしてやっと動いたプレミアプロですが、今ではプレビュー画質をフル画質にして編集ができています。それだけでもやる気が起きます。
さらにモザイクとして使うエフェクトの「ブラー」の動作ですが、MacBook Airでは枠がマウスの動きに遅れてついてくるというとんでもなく動作が遅い動作をしていました。M1 Mac miniでは全くそんなこともなく、マウスにちゃんとブラーの枠がついていきます。
プレミア内でプレビュー再生時に、トランジションに差し掛かるとカクツクことがあるのですが、それは外付けHDDのデータを読み込んで作業しているからだと思います。
メモリの消費量ですが、プレミア編集時のメモリ消費量が9GBほどなので、16GBにしておいて正解でもありました。
M1 Mac mini導入で編集がだいぶ楽になりました。
皆さんの参考になれば幸いです。