今まで何で使わなかったんだ!という意見がある空調服。値段が手頃になったこともありついに購入してみました。これでバイクでの夏ツーリングが快適になりそうです。
今回はアマゾンでかなり安くなっていたDOACEの空調服を購入しました。ノースリーブのタイプで脇が濃いめのブルーの迷彩柄となっているカラーです。
空調服は膨らむように大きく作られているので、バイク用の夏用プロテクトメッシュジャケットの上に着ることができました。
空調服はパーツがバラバラで送られてきますので、扇風機のユニットは自分で取り付けなければなりません。この記事では空調服の組み立てと使用レビューをお届けします。
目次
パッケージ・開封
パッケージはダンボールの箱でした。かなりコンパクトです。
日本語で「さらに涼しく快適に」なんて書いてあって、なかなか質感は良いです。怪しい中華製という感じはしません。
中にはぎっしり詰まっています。
空調服のベストとファンユニット、バッテリー、ケーブル類、取説と保証書が隙間なく入っています。
空調服を見る
空調服は折りたたまれて入っています。一応ビニール袋に入っています。白いので汚れないようにしてあるようです。
広げるとこんな感じです。サイズはMサイズを購入しました。
ワキが紺色の迷彩柄になっていますので、膨らんでも細く、スタイリッシュに見えるのが特徴です。
裏を見てみると、ファン取り付け部分が丸く穴が空いています。
小さく畳まれていたように、ファンユニットは自分で組み立てなければなりません。
裏地は白ではなく、シルバーでした。面とは違う素材です。
熱を反射してくれる効果があるのでしょうか。
扇風機ファンユニットを見る
ファンユニットは2つ付属しています。モーター出力は12Vのパワーがあるものです。
空調服で一番強いやつが15Vくらいなので、最強よりはちょっとグレードは落ちると思います。
裏面に電源ケーブルを差し込む端子があります。
ファンを空調ベストに取り付ける!
まず、ファンユニットを回すことでフタを外します。
まず、メーカー名のあるフタ部分は表にセットします。
裏面にはちょっとフタ部分が飛び出す形になります。
裏部分にファン部分を挟み込み、ねじ込むことで服にファンユニットを固定します。
ただ挟んでいる状態です。
ケーブル配線
セットには長いケーブルが付属しています。
片側の同じ端子が2本の方はファンユニットに差し込む端子です。
もう一方はモバイルバッテリーに差し込むUSB端子と、コントロールボタンです。
ファンユニットに端子を差し込んでいきましょう。
黄色の穴に通すと配線がスッキリします。
白いポケットはモバイルバッテリー用のポケットになります。
これは外のポケットには貫通していませんので表のポケットは別で使用することができます。
コントローラーはポケットから外に出すことができると説明書には書いてありましたが、線を通す穴は実際にはなく、下にぶら下げて使用しています。不良品なのか、そういう仕様なのかはわかりません。
そんなこんなで完成です。30分あれば組み立てはできると思います。
説明書を詳しく見なくても、なんとなくでできてしまうと思います。
付属バッテリーを見る
このDOACEの空調服は10000mAhのモバイルバッテリーが付属で激安なのが特徴です。
バッテリーはちゃんとした箱に梱包されていました。
裏には説明書もありますのでしっかりしています。
ちゃんと本体は緩衝材に包まれていますので、なかなか良い印象です。
バッテリーはとても薄くて軽量です。
バッテリーの残容量はLEDが点灯することで表示してくれます。
中央の赤い端子がタイプAでファンユニットに接続する側です。
充電は今や主流のUSBタイプCです。マイクロではありませんので新しい感じがします。
操作方法
操作は簡単です。長押しで起動停止できます。
ボタンを押すことで、風量が調整できます。
LED1点灯が弱で、4つ点灯が最強です。
4はかなり強力です。
レビュー:バイク用プロテクトフルメッシュジャケットの上に着てみた
普通に着ると、普通に涼しいです。買った甲斐がありました。
ですが、バイクに使えるかというのが今回の本題です。
バイクに乗るときはプロテクターをつけなくてはなりません。
そうするとプロテクトジャケットの中か外かに着れれば良いということになります。
両方試してみました。
最近夏に着ているコミネの「フルメッシュジャケット JK-162」の中にまず空調服着てみました。すると、ファンのあたりは涼しいが、それ以外の部分には風が回りませんでした。
逆に、上の写真のように、プロテクトジャケットの上に空調服を着てみるととても風を感じて涼しいことがわかりました。
フルメッシュジャケットなので、風はジャケットのメッシュの隙間から入ってきますし、風が首元から上がってきて首元まで涼しいという最高の結果となりました。
もちろん、身体への風はメッシュジャケットが少し防いでしまっていて風量は6,7割遮っている感覚ですが、想像以上の風の通り様です。
もっと早く買っていればよかった。
ちなみにメッシュジャケットのサイズはMで、空調服のサイズもMです。
余裕を持って空調服はLでもよかったですが、Mサイズでぴったりという感じです。
ファンの電源を入れてもそんなにミシュランマンにならなくて済むのでちょうど良いかもしれません。
実際に真夏に着た感想ですが、真夏の場合は3か4に入れましょう。
ちゃんと涼しいですが、バッテリー消費を気にして弱めにすると停車時にあまり風を感じませんので、強めの風量にしましょう。
そうすれば、暑くて死にそうにはなりにくいと思いました。逆にバッテリーが切れたらやばいですが、10000〜20000mAl大容量バッテリーを携帯すれば太陽が出ている時間はカバーできるでしょう。
空調服の商品やメーカーは無数にありますが、モーター出力が15V〜20Vくらいの強さは欲しいところです。
皆さんの参考になれば幸いです。